アセンブリ内のパラメーターを使用する

ソリッドをアセンブリに追加すると、ソリッド間のパラメーター共有が可能になります。

次の例を使用して、アセンブリ内におけるローカルパラメーターと共有パラメーターの機能を確認します。

  1. 高さ h=100 のブロックを作成します。
  2. 高さ h の円筒を作成します。
  3. ブロックを選択して、[アセンブリ]タブ > [コンポーネント]パネル > [ソリッドから]をクリックします。
  4. 円筒を選択して、[アセンブリ]タブ > [コンポーネント]パネル > [ソリッドから]をクリックします。
    注: ブロックと円筒を、別々の操作でアセンブリに追加します。
  5. ブロックコンポーネントの高さを修正します。円筒コンポーネントの高さは変わりません。

    これは、デフォルトで、コンポーネントがローカルパラメーターを使用しているためです。両方のソリッドは、パラメーター h を使用して定義されましたが、それらをコンポーネントとしてアセンブリに追加するとパラメーターは独立し、h は異なる値を持つことができます。アセンブリには同じオブジェクトの複数のインスタンスがあることがよくあるため、この機能は便利です。たとえば、一部のネジを違う長さにする場合があります。

  6. 高さ h=100 のブロックを作成します。
  7. 高さ h の円筒を作成します。
  8. ブロックと円筒を両方選択して、[アセンブリ]タブ > [コンポーネント]パネル > [ソリッドから]をクリックします。

    この場合、ソリッド間の共有パラメーター h は、アセンブリでも共有されます。アセンブリ ツリー内のアイコンは、そのブロック(円柱とアセンブリ)がパラメーターであることを示します。

  9. 共有パラメーターを修正するには、ツリーの[アセンブリ]アイコンを右クリックし、[パラメーターを修正]を選択します。
  10. [パラメーターリスト編集]ダイアログで h の値を変更します。その値が円柱とブロック コンポーネントの両方に適用されます。