現行ポイントの接線

カーブ上の各ポイントには最大で 2 つのコントロール ポイントがあります。1 つはポイントに入るカーブで、もう 1 つはポイントから出るカーブです。次のカーブでは、ポイント 2 のコントロールポイントが示されています。

これらのコントロールポイントは、ポイントを通過するカーブの接線方向と強さを指定します。

ポイントに 2 つの接線方向が存在することがあります。1 つはポイントの前で、もう 1 つは後ろです。次図では、ポイント 2 の前後の接線方向が表示されています。 ポイント前の接線方向の位置はコントロールポイントから離れ、ポイント後の接線方向の位置はコントロール方向に向かいます。

ポイントの前と後の接線方向は個別、または、同時に設定することができます。 共に設定される場合、カーブは、そのポイントのその接線に相対してスムースになります。次図は、ポイント 2 でポイント前後の接線方向が同じ場合の例を示しています。

前後の接線方向を個別に設定して、カーブ上の不連続性を導入することができます。

接線強さの効果は、接線方向の効果よりも弱くなります。 接線方向の設定と同様に、接線強さをポイントの前後で個別、または、同時に設定することができます。 接線強さによるカーブの変形については、カーブ を参照して下さい。