概要 - プロジェクトと図面をマイグレートする

マイグレーションを使うと、プログラムによりプロジェクトまたは図面レベルのデータが更新されます。たとえば、端点コード化されたバルブをサポートするように点パラメータの名前が変更されたり、配管セグメントの[終了]/[開始]プロパティが追加されます。

プロジェクトの大きさやプロジェクトに関連付けられている図面の数によっては、マイグレーションに時間を要することがあります。マイグレーションが完了したら、プロジェクトやその図面の作業を行うことができます。

旧バージョンで作成されたプロジェクトを開くと、プロジェクトのマイグレーション ウィザードが起動します。[プロジェクト マイグレーションの開始]ダイアログ ボックスが表示されます。旧バージョンのプロジェクトを復元するには、マイグレートしたプロジェクト フォルダにバックアップからファイルをコピーします。

環境設定: プロジェクト スペック カタログをマイグレートする (pdf)

注: ユーザ プロファイルは、カスタム ツール パレットの設定を含め、マイグレーションされません。しかし、旧バージョンのプログラムのユーザ プロファイルを保存し、それを新しいバージョンに読み込むことができます。詳細は、AutoCAD ヘルプ システムの「インタフェースの設定(プロファイル)を保存、復元する」を参照してください。
注: アイソメ図スタイルはマイグレーションされません。マイグレーションが完了したプロジェクトの共有アイソメ図スタイル ファイル(IsoSkeyAcadBlockMap.xmlIsoSymbolStyles.dwgPlant3dIsoSymbols.dwg)をバックアップし、AutoCAD Plant 3D toolset の既定のプロジェクトから更新されたアイソメ図スタイル ファイルをコピーすることができます。