梁の配筋ダイアログ

梁の配筋を生成するダイアログは、次の 3 つの主要部分に分かれています。

1. 左側のオプションで、梁の配筋を定義するコンポーネントを選択します。

• 断面形状のパラメータ
• 横筋(スターラップ)のパラメータ
• 梁高さに沿ったスターラップ分布のパラメータ
• 長手方向のパラメータ
• 追加の鉄筋のパラメータ (上部と下部)
• ユーザー配筋(このタブは Autodesk® Revit®/Autodesk Robot Structural Analysis でのみ選択可能)

1. 右側では、選択したコンポーネントに応じて、梁および配筋のパラメータを定義できます。
2. 最下部には、定義した RC 梁および生成された梁の配筋が図示されます。ビューでは、梁スパンやスターラップを選択できます (たとえば、パラメータによっては、複数あるスパン梁のうち 1 つのスパンに対してのみ定義されているようにするなど)。以下に例を示します。

選択されたスパン	スパンで選択されたスターラップ

ダイアログの下部にある 2 つのオプションを利用できます。

• [配筋生成なし]: このオプションは、パラメトリック配筋(つまり、エクステンション タブのオプションを使用して定義された配筋)が生成されておらず、RC 部品に別のタイプの配筋(プレキャスト部品など)が存在している場合にのみ使用できます。このオプションを有効化すると、パラメトリック配筋は生成されません。オプションがオフになっている場合、パラメトリック配筋が生成されます。
• [ダイナミック モデル更新]: このオプションを選択すると、Revit モデルによりモジュール データを最新に保ちます。

  結合している部品の形状を変更すると Extension が起動し、その変更が含まれるように配筋が再生成されます。

  このオプションは、次の項目でオフにできます。

  1. 単一部品(Extension を起動したら、ダイアログの下部でこのオプションをオフにします)。
  2. プロジェクトで指定したタイプのすべての部品(すべての梁など)(Extensions の基本設定)
  3. 部品のすべてのタイプ(Extensions の基本設定)

  [ダイナミック モデル更新]はプロジェクト全体およびサポートされているすべての部品に既定で選択されています。

  バージョン 2012 以前で作成されたファイルを開くと、このオプションは次のように動作します。

  1. Extension を使用して配筋された既存の部品ではオフになります(Extension を使用して配筋を修正するときに選択できます)。
  2. 新しい部品には既定で選択されています。
  注: このオプションは、Revit でモジュールを起動している場合にのみ利用できます。