Internet Information Service (IIS) Manager でユーザやグループ レベルのアクセス権を設定することにより Revit Server Administrator へのアクセスをコントロールでき、ユーザに事前にログインと認証を強制することができます。
次の手順では処理の概要を説明しますが、詳細については Windows IIS 管理ベストプラクティス集やドキュメントを参照してください。さらに、Autodesk ではアクセスを制限する前に Revit Server Administrator の機能を検証するよう推奨しています。
Revit Server のインスタンスで基本的な権限を設定するには
- Revit Server のホスト コンピュータで、IIS マネージャを起動します。
- [インターネット インフォメーション サービス(IIS) マネージャ]で、サーバ名と一致するツリー ノードを展開し、[サイト] [Default Web Site]を展開して、[RevitServerAdmin]ノードを選択します。
- Web サーバの役割サービスの下で基本および Windows 認証をインストールします。中央の[機能ビュー]ペインで、[認証]アイコンをダブルクリックします。
- [基本認証]および[Windows 認証]が[有効]に設定されていることを確認します。
- [匿名認証]が[無効]に設定されていることを確認します。
- [RevitServerAdmin]ノードをもう一度選択します。
- [機能ビュー]ペインで、[承認規則]アイコンをダブルクリックします。
- [承認規則]ペインで、すべてのユーザに対するアクセスを制限するすべてのユーザーの規則を選択して削除します。
- [操作]ペインで、[許可規則の追加]をクリックします。
- [許可の承認規則の追加]ダイアログで、[役割またはユーザ グループの指定]または[指定されたユーザー]を選択し、役割/グループまたはユーザを入力します。
注: グループを作成し、そのグループのアクセス制御に使用する各サーバを設定します。その後は、1 か所に置かれているグループを修正するだけで済みます。