次の手順では、ワークシェアリング プロジェクトを設定する一般的なワークフローを説明します。
ワークシェアするプロジェクトとは、複数のチーム メンバーが同時に作業する必要があるプロジェクトのことです。
たとえば、次のようにプロジェクトの機能領域に応じて、それぞれ異なったチームメンバーが割り当てられる場合があります。
ワークシェアリングを有効にすると、Revit によって、このプロジェクトの中央モデルが作成されます。中央モデルは、プロジェクト データベースに似ています。中央ファイルには、プロジェクトの変更内容すべて、および現在のワークセットと要素所有に関する情報すべてが保存されています。中央モデルの作成後には、すべての作業を中央モデルのローカル コピーで行うことをお勧めします。すべてのユーザが中央モデルのコピーをローカル ネットワークまたはハード ディスクに保存する必要があります。すべての変更を中央モデルに発行でき、すべてのユーザはいつでも中央モデルから、他のユーザの変更をロードできます。
「ワークシェアリングを有効にする」を参照してください。
ワークセットとは、ワークシェアされているプロジェクトの要素の集合です。ワークセットは、機能領域に応じて整理されている場合もあれば、別の方法で整理されている場合もあります。
ワークシェアリングを有効にすると、既定のワークセットが複数作成されます(2 つの既定のユーザ作成ワークセット、ならびにプロジェクトやプロジェクト標準、プロジェクト ビューでロードされたファミリ用のワークセット)。詳細は、「既定のワークセット」と「ワークセットを設定および管理する」を参照してください。
各チーム メンバーは、使用するローカル ネットワークまたはハード ドライブに、中央モデルのコピーを作成後、ワークシェアリングの使用を開始します。
詳細は、「チーム プロジェクトでの作業」を参照してください。