フリップ コントロールについて

要素の方向を変更するには、フリップ コントロールをクリックします。

フリップ コントロール は、壁や階段など、一部のシステム ファミリに含まれます。また、ファミリ エディタで、窓やドアなどのロード可能なファミリに追加することもできます。ファミリがモデルに配置されると、フリップ コントロールを使用して、ファミリのインスタンスの垂直方向または水平方向を変更できます。

モデルでは、要素を選択するとフリップ コントロール(二重矢印)が表示されます。フリップ コントロールをクリックすると、要素の方向を変更できます。たとえば、複層壁をフリップするときに、そのコンポーネント レイヤの順序を逆にできます。スイングのあるドアにはフリップ コントロールが 2 つあります。[インスタンスを中心に垂直方向にフリップ](ドアのスイングが内側か外側かをコントロールする)と、[インスタンスを中心に水平方向にフリップ](ドアのスイングが右か左かをコントロールする)です。

ヒント: また、[Spacebar]を押して、選択した要素をフリップすることもできます。

シングル垂直、二重垂直、シングル水平、または二重水平のフリップ矢印を追加できます。

シングルのフリップ コントロールは点を中心に要素を 180 度回転させ、二重のフリップ コントロールは要素を鏡像化します。

ファミリにフリップ コントロールを追加する」を参照してください。

ヒント: ロード可能なファミリ要素のフリップ コントロールが見つからない場合は、要素を選択して[ファミリを編集] をクリックします。これにより、新しいビューで要素が開き、フリップ コントロールを簡単に配置および移動できます。

複層壁のフリップ コントロール

構造例