ツールチップ

ツールチップには、ユーザ インタフェース上のツールまたは作図領域内の項目に関する情報や、ツールを使用するときに次に行う操作の説明が表示されます。

リボンのツールチップ

リボンのツールの上にカーソルを置いたままにすると、既定では Revit によってツールチップが表示されます。ツールチップは、ツールの簡単な説明を表示します。追加の情報がある場合は、カーソルをリボンのツールの上にもうしばらく置いたままにすると、その情報が表示されます。ツールチップが表示されているとき、[F1]を押して状況依存のヘルプを起動し、そのツールについての詳細を表示することができます。

注: ツールチップが表示される前に[F1]を押した場合は、現在の状況に対応するヘルプ トピックではなく、既定のヘルプ トピックが開きます。[F1]を押さずに、ツールチップが表示されるまで待ちます。

最初にソフトウェアの使用方法を学んでいるときに、このツールチップは便利です。ツールチップに表示される情報量や、情報を表示するまでの時間を調整することができます。ツールチップが不要になった場合は、ツールチップをオフにすることもできます。

一部のツールチップには、ToolClips™ と呼ばれる埋め込みビデオが含まれています。これらのビデオは、動画を使用してツールの使用方法を紹介します。ツールチップを表示すると自動的に再生されます。例を参照するには、[修正]タブ[修正]パネル (コーナーへトリム/延長)のツールチップを表示します。

キャンバス内ツールチップ

作図領域で作業しているとき、Revit ではカーソルの近くにツールチップが表示されます。この同じ情報は、ステータス バーにも表示されます。

これらのツールチップを無効にするには、次の説明のように[ツールチップ アシスタント]オプションを[なし]に設定します。

ツールチップを調整、またはオフにするには

  1. [ファイル]タブ [オプション]をクリックします。
  2. [ユーザ インタフェース]タブで、[ツールチップ アシスタント]から次のいずれかの値を選択します。
    • 最小: リボンのツールチップの場合、詳細情報を表示せずに、簡単な情報のみ表示します。キャンバス内ツールチップは通常どおり表示されます。
    • 標準: (既定値)リボンのツールチップの場合、ツールの上にカーソルを移動すると簡単な説明を表示し、その後しばらくカーソルを置いたままにしておくと詳細な情報を表示します。キャンバス内ツールチップは通常どおり表示されます。
    • : リボンのツールチップの場合、ツールについての簡単な説明と、詳細(提供されている場合)を同時に、すばやく表示します。キャンバス内ツールチップは通常どおり表示されます。
    • なし: リボンのツールチップとキャンバス内ツールチップを無効にし、表示しないようにします。
      注: ツールチップをオフにすると、現在の状況に対応するヘルプ([F1]を押して表示)もオフになります。現在の状況に応じたヘルプを使用する場合は、[ツールチップ アシスタント]を[最小]に設定します。