ビデオ: 屋根を作成する

チュートリアルのパート 5 では、陸屋根および入口にオーバーハングが付いた勾配のある屋根を作成します。

このビデオでは、次の操作について説明します。

  1. 勾配を定義する屋根ラインを追加します。
  2. 勾配のある屋根ラインを追加し、オーバーハングを定義します。
  3. 陸屋根を追加します。
  4. 外壁を屋根にアタッチします。
注: このビデオは、Revit 2020 を使用して作成されました。手順を実行する際、機能やユーザ インタフェースが多少異なる場合があります。

操作手順を表示する

トランスクリプト

プロジェクトに屋根を作成するには、屋根に密接に関連付けられたレベルをダブルクリックして[プロジェクト ブラウザ]で開きます。ここでは、下部パラペットのレベルを使用します。

リボンの[建築]タブで[屋根]ツールをクリックしてスケッチ モードに切り替えます。[描画]パネルからツールを選択できるようになります。この場合、[壁を選択]ツールを使用して、建物の入口の屋根のエッジを描画します。これは、オーバーハングが付いた勾配のある屋根になります。オプション バーで、オーバーハングの値を「600」に設定し、[勾配を設定]が選択されていることを確認します。

入口の近くにある壁の 1 つにカーソルを合わせます。屋根のオーバーハングの位置を示す破線が表示されます。[Tab]キーを押して、壁の連結をハイライト表示し、クリックして屋根の境界を配置します。線分の近くに表示される三角形は屋根の勾配を設定するエッジを表しています。

この領域の屋根は、下部パラペットよりも高くなります。プロパティ パレットで、[基準レベル]を[03 - Upper Parapet]に設定し、[完了]をクリックして屋根を配置します。

より簡単に建物に陸屋根を作成するには、追加の壁をビューに表示する必要があります。建物の外壁はアンダーレイをビューに適用することで表示できます。プロパティ パレットで、アンダーレイ値を[01-Store Floor]に設定します。これにより、現在のビューに[01 - Store Floor]平面図の壁が表示されます。

屋根(フットプリント)をクリックして、再び[壁を選択]ツールを描画ツールとして使用します。この場合、オプション バーで、[オーバーハング]の値を「0」に設定し、[勾配を定義]をオフにします。プロパティ パレットで、[レベルからの基準オフセット]パラメータを「-750」に設定します。ここで屋根の境界をスケッチします。外壁の近くにカーソルを合わせて[Tab]キーを押し、外壁の連結をハイライト表示します。スケッチ線をクリックして配置し、屋根を終了します。

3D ビューを開いて、作成された屋根の要素を確認します。陸屋根を内壁が突き抜けていることを確認できます。これを修正するには、壁を屋根にアタッチします。

内壁を選択して右クリックします。コンテキスト メニューから[すべてのインスタンスを選択]を選択してビューに表示し、すべての内壁を選択します。リボンのコンテキスト タブで[アタッチ]を選択し、陸屋根を選択します。これで、内壁が屋根の下側で停止し、陸屋根に突き抜けなくなりました。