組み込み型集計表

組み込み型集計表を使用して、部屋、スペース、または MEP システムに含まれる要素に関する情報を表示します。

組み込み型集計表とは

組み込み型集計表を使用すると、別のカテゴリの集計表の中に集計表カテゴリを作成できます。組み込み型集計表を作成するには、最上位レベルカテゴリが部屋、スペース、ダクト システム、配管システム、電気回路である必要があります。上記の例では、家具の集計表が部屋の集計表に埋め込まれています。

この機能の利点

部屋やスペースに入る大規模なシステムやコンポーネントの個々のパーツを集計する必要がある場合は、組み込み型集計表を使用します。たとえば、病院で作業していて、各病室の機器をすべて追跡したい場合、各病室に表示されるこれらの項目の組み込み型集計表を作成することができます。ダクト システムのすべての制気口に関する集計表を作成することができます。

作成方法

  1. スペース、ダクト システム、配管システム、電気回路の集計表を作成します。
  2. 集計表のプロパティ パレットの[フィールド]で、[編集]をクリックします。
  3. [集計表プロパティ]ダイアログで、次の操作を行います。
    1. [組み込み型集計表]タブをクリックします。
    2. [組み込み型集計表]をクリックします。
    3. カテゴリを選択します。
    4. [組み込み型集計表のプロパティ]ボタンをクリックします。
  4. [集計表プロパティ](組み込み型集計表)ダイアログで、[使用可能なフィールド]リストからフィールドを選択し、[追加]をクリックして、そのフィールドを[集計するフィールド]リストに移動します。

    [使用可能なフィールドの選択元]ドロップダウン リストを使用して、親集計表および組み込み型集計表に対して選択されたカテゴリからフィールドを選択することができます。

    [上へ移動]ボタンおよび[下へ移動]ボタンを使用して、[使用予定のフィールド]リストのフィールドの順序を整理し、ダイアログで[OK]をクリックします。

    組み込み型集計表で選択されたフィールドは、親集計表の各行の下に表示されます。

    注: 組み込み型集計表に行を挿入すると、各カテゴリは[フィールドを選択]ダイアログのタブとして表示されます。