Forma のエンボディド カーボン解析では、わかりやすいビジュアルと有用な情報により、建物のライフサイクルにおけるエンボディド カーボン データの詳細をほぼ瞬時に確認できます。これにより、建築設計者はさまざまな設計シナリオ間でエンボディド カーボンを比較し、十分な情報に基づいてカーボン フットプリントを最小限に抑えるための選択が行えるようになります。
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Forma のエンボディド カーボン解析を使用すると、設計プロセスの開始時点で建物全体の結果を 1 分以内に確認できます。用地の実現可能性やマス スタディを進める際に、Forma では選択したマテリアルや建物形状がカーボン フットプリントにどのような影響を与えるかを把握できるため、初期段階からスマートでサステナブルな意思決定を行うことができます。設計プロセスの後期段階で詳細な評価を行う Revit の総カーボン量解析とは異なり、Forma では基本的な設計の選択肢の指針となるフィードバックが早期段階ですばやく得られます。
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Forma および Revit との統合内で Forma Board を使用するための手順を次に示します。
設計プロセスの早期段階で Forma のエンボディド カーボン解析を使用すると、さまざまな建物形状やマテリアルの選択がカーボン フットプリントにどのように影響するかをすばやく評価できます。大局的なフィードバックがすぐに得られるため、用地の実現可能性の検討やマス スタディで複数のコンセプトを追求でき、詳細なモデリングの前にカーボン排出量の少ない手段を確認できるようになります。
次に、設計の進行に合わせて、Revit の(Insight での)総カーボン量解析を活用し、エンボディド カーボンとオペレーショナル カーボンの両方を含む、さらに詳細で包括的な評価を行います。これにより、マテリアル数量、建物の各システム、エネルギー使用量を正確なデータで調整でき、詳細な最適化と認定目標をサポートします。Forma の早期段階での迅速なインサイトと Revit の後期段階での詳細な解析を組み合わせて使用することにより、コンセプトから施工まで途切れのないワークフローを構築して最前線の持続可能性を確保できます。
Forma ワークフローにエンボディド カーボン ツールを統合する方法の詳細については、ヘルプ センターをご覧ください。
Autodesk Forma のエンボディド カーボン解析の最新情報をご覧ください。
Forma のエンボディド カーボン解析と Revit の Insight 総カーボン量解析の関連性について教えてください。
現時点では、目的と、使用される設計段階がそれぞれ異なります。Forma の解析では、機械学習と仮定を使用して、設計の初期段階で建物全体のエンボディド カーボンの結果を提示します。これに対して、Revit の Insight 総カーボン量解析では、解析の根拠となるデータを完全にカスタマイズできるので、より正確な結果が得られ、モデリングされた建物要素に使用できます。
Forma のエンボディド カーボン解析の根拠となるデータはどこから得ているのですか?
この解析では、建物のエンボディド カーボン インパクトを二酸化炭素換算トン(tCO2e)で示します。この解析は用地の制限に関係なく、1 〜 10 秒で任意の数の建物に対して実行でき、EHDD により開発された C.Scale データ モデルを使用しています。技術ドキュメントについては、こちらを参照してください。このデータは世界各地から収集されていますが、なかでも北米、欧州、中東、アフリカのデータは網羅性に優れています。カーボン強度の値は、EC3、Ökobau.dat、カーボン リーダーシップ フォーラムのベースラインなど、地域固有のデータベースから抽出されています。
今すぐアクセスして、Forma のエンボディド カーボンをお試しください。