ジェネレーティブデザインを使用して、シート レイアウトの検討を自動化します。
この記事は、John Pierson 氏が投稿した Dynamo ブログの投稿から転載したものです。
ジェネレーティブ デザインは、設計者が Revit 内で日常的なタスクを実行する際に役立ちます。その 1 つは、シートのレイアウト作業です。Generative Design Primer (ジェネレーティブ デザインの解説書)には、フィードバック ループを使用してシート上にできる限り多くのビューをパッケージ化する例が記載されています。ただし、Revit ユーザの多くはシート上で必要なビューのタイプについては精通しており、シート レイアウトを検討するためのさらに便利な方法を求めています。
この「お試しください」の記事では、 ジェネレーティブデザインを使用してシートをレイアウトする、設計者に役立つ方法を紹介します。
このビデオでは、 ジェネレーティブデザインを使用してシートのレイアウトを作成する方法について簡単に説明します。このビデオでは、サンプルのスタディ タイプが既に設定されています。下にスクロールして、手順を段階ごとに確認してください。
ビデオ提供: John Pierson氏
この例では、rac_advanced_sample_project.rvt というサンプル モデルを使用します。サンプル プロジェクトは Revit で使用できます。こちらからもダウンロードできますのでご利用ください。
この例のスタディ タイプ(Dynamo グラフ)である Packing Viewports はこちらからダウンロードします。
次に、スタディ タイプの Packing Viewports を使用して、 ジェネレーティブデザイン スタディを作成します。まず、[スタディを作成]ダイアログでスタディ タイプを使用できるようにします。
[管理] [ ジェネレーティブデザイン]パネル
[スタディを作成]の順に選択します。
DYN ファイルと Dependencies フォルダが含まれている Packing Viewports フォルダを他のスタディ タイプと同じ場所に保存していた場合は、スタディ タイプの 1 つとして packedViews が[スタディを作成]ダイアログに表示されます。
このスタディ タイプが表示されない場合は、次の手順に従います。
Packed Views スタディ タイプを使用してスタディを作成できるようになりました。
[成果を検討]ダイアログに、多数の成果が表示されます。成果を選択するとイメージが大きく表示され、回転させたり拡大/縮小して詳細を確認できます。ビューポート名が、各オプションのレイアウト状態を示すプレビューに表示されます。
サンプル シートでは、合計 5 つのビューを使用できます。[成果を検討]ダイアログの下中央にある平行座標チャートで、フィルタを使用してシート上のビューの数を選択できます。フィルタを使用するには、チャートの軸(垂直線)をクリックして、線に沿ってドラッグします。
Revit で成果を表示するには、次のように操作します。
シートにさらにビューを追加する場合は、新しいスタディを作成します。スタディ タイプと設定が既に定義されている場合、このプロセスは迅速かつ簡単です。
前のセクションと同様に、さまざまなレイアウト オプションを確認して試してみましょう。ビューが多すぎてシートに収まらない場合は、フィルタを使用して配置するビューの数を指定できます。この制限を超えたビューは、シートの横に配置されます。
ジェネレーティブデザインを使用すると、シート レイアウトの検討で面倒な作業を排除できます。ぜひお試しください。記事の評価とフィードバックをコメント ボックスからぜひお寄せください。