領域ベースの電気負荷を定義する

領域ベースの負荷の境界を設定すると、領域ベースの電気負荷を定義できます。

領域ベースの負荷を追加して、電力/領域の密度に基づいて電力要件を定義します。

領域ベースの負荷を追加または削除するには

  1. [解析]タブ [電気解析]パネル [領域ベースの負荷] をクリックします。
  2. [領域ベースの負荷を編集]タブ [負荷領域を追加] をクリックします。
  3. 目的の閉じた領域を選択し、[終了]をクリックします。
  4. 負荷タイプを設定するには、領域ベースの負荷を選択し、プロパティ パレットで[領域ベースの負荷タイプ]パラメータの (参照)をクリックします。
  5. [電気解析用負荷タイプの設定]ダイアログで、領域ベースの負荷タイプを選択し、[OK]をクリックします。

    負荷分類および電力密度が設定されます。実負荷の値は、負荷密度に面積を掛けて計算されます。皮相負荷は、数量に実負荷を掛け、力率で割って計算されます。

  6. 必要に応じて、領域ベースの負荷を追加します。
  7. 領域の一部を削除するには、領域ベースの負荷を選択し、[修正 | 電気解析用負荷]タブ [領域ベースの負荷を編集] [負荷領域を削除] をクリックします。
  8. [編集を終了] をクリックして変更内容を保存するか、[編集をキャンセル] をクリックして変更内容を破棄します。
  9. 追加の境界を配置すると、小さな領域に対して領域ベースの負荷を追加できます。たとえば、3 つの領域でオフィス スペース、階段スペース、および研究室スペースを表現し、すべてに固有の電力要件を設定できます。

    ヒント: 領域ベースの負荷を作成する際に、複数の領域を追加して、より大きな面積を作成できます。たとえば、3 つの領域から 2 つを選択して、1 つの大きな領域ベースの負荷を作成できます。各領域を、解析で必要な数の領域ベースの負荷に追加できます。

システム ブラウザでは、領域ベースの負荷を右クリックして、削除、選択、表示、名前変更、接続解除、供給設備の指定、そのプロパティの表示ができます。

電気解析用負荷を集計して、領域ベースの負荷と設備負荷の両方を合算できます。標準の集計表の書式設定機能を使用して、負荷合計をグループ化したり、まとめることができます。