ビデオ: 寸法値を変更する

要素の移動または優先設定の作成によって、確定寸法値を変更します。

このビデオでは、次の操作について説明します。

  1. 確定寸法値を使用して要素を移動する。
  2. 寸法値を数字以外の値で上書きする。
  3. 寸法値に接尾辞を追加する。
注: このビデオは、Revit LT 2020 を使用して作成されました。これよりも新しいソフトウェア リリースを使用するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

寸法を配置すると、その値を設計に基づいて変更することが必要となる場合があります。値を変更する方法は 2 つあり、寸法設定済み要素の位置を変更するか、値を上書きします。

この例では、開いた棚領域に実際に必要な奥行きは 500 mm です。寸法の値を 500 に変更するには、外側の壁か、棚の後ろの壁を移動する必要があります。どちらの壁の移動が必要か分からなくなるため、寸法を選択して値を変更することはできません。代わりに移動する壁を選択します。この例では棚の後ろの壁を選択します。

これで、寸法文字列のテキストが編集可能になります。計測値 495 mm を目的の値である 500 に変更します。

寸法の上書きによって、寸法の値を数字以外の値に置き換えることができます。たとえば、この計画では化粧室が既設で、洗濯乾燥機置き場と棚を新設します。寸法値 1495 を、既存であることを示すテキスト「既存」で置き換える必要があります。

寸法文字列を選択し、次に値 1495 をクリックします。ダイアログ ボックスで、寸法値をテキストに置き換えるように設定し、テキスト値「既存」を入力します。[OK]をクリックして寸法値に上書きを適用します。

同じ手法を使って、接頭辞や接尾辞を追加したり、寸法値の上下に情報を追加します。ここでは、寸法 1716 に「+/-」を追加する必要があります。値 1716 を選択します。この時点ではダイアログに実際の値が使用されますが、ダイアログの下部で接尾辞の値 +/- を適用します。

このような手法を使用することで、モデルで寸法を配置した後に、その寸法内の値の表示を詳細にコントロールします。