ビデオ: ビューを複製する

さまざまな種類の情報を提示するために、モデル内でビューの複製を作成します。

このビデオでは、次の操作について説明します。

  1. モデル要素のみを含めて、平面図ビューを複製する。
  2. すべての注釈を含めて、詳細ビューを複製する。
  3. 従属平面図ビューを複製として作成し、大きな平面図に注釈を付ける。
注: このビデオは、Revit 2016 を使用して作成されました。Revit LT を使用して手順を実行するときは、機能やユーザ インタフェースが多少異なる場合があります。

トランスクリプト

通常、1 つのシートに 1 つのモデル ビューが配置されます。しかし、同じビューまたは類似したビューを複数のシートに配置することが必要な場合があります。このような場合、ビューを複製できます。ビューを複製する際、複製、詳細を含めて複製、従属として複製の 3 つのオプションがあります。これらのオプションは、それぞれ異なる目的で使用されます。

ビューを複製するには、プロジェクト ブラウザでビューのタイトルを右クリックします。3 つの複製オプションが一覧表示されます。

[複製]オプションを選択すると、ビューの正確な複製が作成されますが、注釈や詳細アイテムは複製されません。ビューのモデル ジオメトリのみが含まれます。異なる注釈を付けた新しいバージョンのビューが必要な場合などに、この[複製]オプションを使用します。たとえば、建設レイアウト用の平面図を複製して、寸法を含めず、建物要素をハーフトーンで表示した家具レイアウト用の平面図を作成できます。[詳細を含めて複製]を選択すると、ビューのモデル ジオメトリが、注釈や詳細要素とともに複製されます。このオプションを使用する例としては、複製元のビューはそのまま保持し、複製したビューに情報を追加する場合があります。この複製された詳細に、追加の注記を配置します。

[複製]オプションと[詳細を含めて複製]オプションを使用した場合、元のビューと複製されたビューはそれぞれ独立しています。一方のビューで表示を変更しても、複製されたビューには影響しません。一方のビューに追加された注釈要素は、複製されたビューには表示されません。

[従属として複製]オプションで複製されたビューは、元のビューとリンクします。元のビューと複製されたビューのどちらか一方に変更を加えると、もう一方のビューに反映されます。[従属として複製]オプションを使用する例としては、1 つのシートに配置するには大きすぎる平面図を複数のシートに分割する場合があります。マッチ ラインのプロパティを親ビューで変更すると、両方の従属ビューでも変更されます。

プロジェクトのニーズに応じて、ビューの複製方法を選択します。