[レンダリング] > [レンダリング設定] > [ファイル出力] > [バリアント セット]
バリアント セットのさまざまな設定をレンダリングする場合は、時間を節約し、バリアント セットのバッチ レンダリングを使用します。こうすることで、[バリアント セット]モジュールでバリアントがフォルダにグループ化されている場合、色、環境、ジオメトリなどの組み合わせをすばやく、簡単に設定できます。

バリアント セットについては、以下を参照してください。
- バリアント
- バリアント セット
バッチ レンダリングを設定する場合は、有効にするレンダーパス、アニメーションのフレーム、バリアントが多いほど、レンダリングされるイメージ、所要時間、必要なリソースが増大します。また、[ビュー]でカメラ トラックを設定すると、レンダリング イメージの数が増えることがあります。
レンダリングされるファイルの数と各コンポーネントの内訳については、[レンダリング設定]モジュールの下部に表示される読み取り値を使用します。たとえば、3 つのカーペイントと 2 つの環境を選択した場合、6 つのレンダリングとファイルが生成されます。
![レンダリングされたデータの[レンダリング設定]の読み取り値](../../images/RenderSetting_Readout.png)
ただし、アニメーションの終了フレームを 100 個追加し、3 つの異なるレンダーパスを追加すると、レンダリング数は 606、ファイル数は 1818 に増えます。

[レンダリング設定] > [ファイル出力] > [バリアント セット]セクションで、[バリアント セットをレンダリング]を有効にします。
[バリアント セット]モジュールで次のいずれかの操作を行って、バリアント セットを[バリアント セット]セクションに追加します。
フォルダをクリックしてドラッグするか、[Shift]キーを押しながらドラッグした後に、[バリアント セット]に一覧表示された必要なバリアントを確認します。バリアント セット内のすべてのバリアントを有効にするには、そのフォルダをクリックします。

[Ctrl]キーを押しながら必要なすべてのバリアントをクリックして選択し、ドラッグします。これらのバリアントは自動的にチェックされます。

リスト内のバリアントをダブルクリックしてトリガし、[バリアント セット]モジュールに戻らずに外観を確認します。

[レンダリング設定]の[イメージ]セクションの[ファイル名]を使用して、イメージの保存場所と使用するファイル名を設定します。
生成されたイメージに使用される命名規則を確認するには、バリアント セット リストの下を参照してください。 [命名規則] : 名前の作成方法を示します。 [ファイル名の例] : 実際のサンプル名を示します。ファイル名の文字列の順序を変更するには、[バリアント セット]セクション内のフォルダをクリックして別のフォルダの上または下にドラッグします。

ビューを設定するには、次のいずれかの操作を行います。
[バリアント セットのビューを使用]を有効にして、[レンダリング設定]モジュールで設定されたビューポイントを無視し、[バリアント セット]モジュールの[ビュー]タブの設定を使用します。
[イメージ]セクションで、ビューのカメラ トラックまたは位置を選択します。[バリアント セットのビューを使用]が有効になっている場合、VRED は[バリアント セット]モジュール内のビュー セットを使用します。これが無効になっている場合、VRED は [イメージ] > [ビュー]オプションの設定を使用します。
パース ビューのトラックまたは位置の中の 1 つを選択すると、[バリアント セットのビューを使用]が自動的に無効になります。
[レンダリング]をクリックします。
RMBを使用して、リストを変更するオプションが含まれているコンテキスト メニューにアクセスします。