コマンド ラインから Vault をバックアップする
コマンド ラインを使用して、Vault をバックアップします。
重要: バックアップ スイッチを使用するには、Vault 管理者アカウントが必要です。
- Vault にユーザが 1 人も接続していないことを確認します。
- Connectivity.ADMSConsole.exe をコマンド ラインから起動します。このとき、次のスイッチが使用できます。
注: Autodesk Vault Professional では、ホット バックアップ機能を使用することにより、ユーザが Vault に接続している間でもバックアップを実行することができます。
コマンド | 詳細 |
---|
-Obackup | 実行する操作を指定します(必須)。 |
-Bfolder | バックアップ フォルダを指定します(必須)。 |
-VUusername | Vault 管理者のアカウント ユーザ名を指定します(必須)。 |
-VPpassword | Vault 管理者アカウントのパスワードを指定します(必須)。 |
-VAL | バックアップを検証します。指定したログ ファイルにエラーが記録されます。ログ ファイルの指定については、「オプション スイッチ」を参照してください。 |
-INCR | 差分バックアップを実行します。 |
-DBSC | 標準コンテンツ ライブラリをバックアップ プロセスから除外します。標準コンテンツ ライブラリが Vault のバックアップ前にアタッチ解除され、Vault がバックアップされ、標準コンテンツ ライブラリが再アタッチされます。 |
-DBUsaUser | SQL sa アカウントのユーザ名を指定します(既定の sa アカウントを使用する場合を除いて必須)。 |
-DBPsaPassword | SQL sa アカウントのパスワードを指定します(既定の sa アカウントを使用する場合を除いて必須)。 |
-INRF | 複製されていないファイルを無視します。このスイッチをコマンド ラインで指定しないと、バックアップが開始される前に、ファイルが複製されます。 |
-IFS | このスイッチをコマンド ラインで指定すると、データベースのみがバックアップされます。 |
-N | バックアップする Vault またはライブラリの名前を指定します。このスイッチを複数回使用して、複数の Vault またはライブラリを指定できます。 |
-IVAL | ファイル保管場所の検証なし。 |
例
Connectivity.ADMSConsole.exe -Obackup -BC:\Backup -VUadministrator -VPadmin -VAL -LC:\Backup\BackupLog.txt
注: パスにスペースが含まれる場合は、そのパスを二重引用符で囲んでください(例: "C:\Vault Backup")。