マークアップは、ビューア内のデザインまたは図面に重ね合わせることができる注釈で構成されています。ビューアは、Vault Client および Thin Client でマークアップをサポートしています。
図面ファイルにコメント、情報、および設計変更の提案を追加するには、マークアップを使用します。
ビューアでマークアップ ツールにアクセスするには
ビューア ツールバーで[マークアップ] を選択します。
マークアップ アイコンは、ファイルに関連付けられているマークアップの数を示します。ファイルに既存のマークアップが含まれている場合は、そのマークアップがマークアップ参照パネルに一覧表示されます。キャンバスに表示するマークアップを選択します。
キャンバスをクリアし、新しいマークアップを作成するには、 [新規作成] をクリックします。
マークアップ ツールを使用して、テキストまたは注釈を追加します。
[保存] をクリックして、マークアップをデータとして Vault に保存するか、ローカル コピーをイメージとして保存します。詳細については、「マークアップを保存」を参照してください。
マークアップ ツールが選択されている場合、アクション バーまたはツール バーの矢印アイコンをクリックすると、パネルを表示(>)または非表示(<)にし、画面領域を広げることができます。
マークアップ参照パネルには、そのファイルのデータとして保存されているすべてのマークアップが、マークアップ作成者や作成日などの詳細とともに表示されます。マークアップ ブラウザ パネルでは、次の操作を実行できます。
マークアップ参照パネルからマークアップを選択して、マークアップを編集します。
マークアップはビューアに記録されません。マークアップの参照コピーを保持するには、ローカル マシンにイメージとしてマークアップを保存するか、Vault にデータとして保存します。未保存のマークアップは、確認後にすべて破棄されます。
Autodesk Viewer を使用して eco 内でマークアップを表示し、マークアップを変更して、Vault にデータとして保存することができます。マークアップに対して実行された保存ごとにコメントを追加することができます。詳細については、「変更管理に添付されたマークアップ ファイルを表示する」を参照してください。
マークアップ システムのプロパティを使用すると、関連付けられたマークアップがあるファイルまたはバージョンを識別しやすくなります。これらのプロパティを使用して、「true」値を持つビューを検索およびカスタマイズできます。
フリーハンド: デザイン上で描画またはハイライト表示します。
テキスト: 文字の注釈を追加します。文字の色、サイズ、境界、塗り潰しを変更できます。
吹き出し: 文字の注釈付きの矢印を描画します。
クラウド: カールしたエッジを持つ長方形を描画します。一連の接続された線分を描画する場合は、[ポリゴン雲マーク]を選択します。
シェイプ(既定では長方形): 選択に応じて、次のシェイプのいずれかを描画します(別のシェイプを選択するには、[シェイプ]アイコンをクリックします)。
矢印: 矢印を描画します。
線種: 選択したマークアップの色と太さを定義します。
塗り潰しスタイル: 選択したシェイプの内側の色と不透明度を定義します。
機能 | Thick Client | Thin Client |
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マークアップを表示する | X | X |
マークアップを名前変更または削除する | X | |
マークアップをイメージとして保存する | X | X |
マークアップをデータとして保存する | X | |
既存の変更管理(eco)でのマークアップ | X |