リンクは、取得/チェックアウト、チェック イン、チェック アウト、プロジェクト レポートといったデータ収集操作にデータを含めるためにも使用できます。[リンクを含める]コマンドは既述コマンドの[設定]ダイアログにあります。各オブジェクト タイプに含まれるデータは次に説明されます。
選択にファイルへのリンクが含まれている場合、ターゲット ファイルはファイル ギャザリング ダイアログに含まれます。依存関係や親を含むなどの、データのダイアログに適用される依存関係の設定は、ターゲット ファイルによって有効化されます。
選択にフォルダへのリンクが含まれている場合、ターゲット フォルダのすべてのコンテンツはファイル ギャザリング ダイアログに含まれます。含まれるデータの範囲はターゲット フォルダ データのギャザリング方法に一致したものになります。フォルダへのリンクは選択セットに含まれ、そのデータおよびその子フォルダのデータも含まれます。依存関係や親を含むなどの、データのダイアログに適用される依存関係の設定は、ターゲット ファイルによって有効化されます。
選択に項目へのリンクが含まれる場合、項目の割り当てられている 1 次リンクが既定でダイアログにロードされます。ダウンロード用に取得されるすべての関連データは、1 次リンク ファイルの依存関係で決まります。たとえば、添付を含めることは、項目自体ではなくファイルへの添付データを含むことになります。
選択に変更管理へのリンクが含まれる場合、ギャザリングされたデータはフォルダへのリンクによってギャザリングされたものに類似したものになります。フォルダ同様、変更管理も繰り返すことなく、エンティティ マスターにアタッチされ、オブジェクトへの複数のリンクを含みます。
ファイルの変更管理
リンクがファイルの変更管理に対してのものである場合、変更管理の作成元のファイルは既定で選択セットに含まれます。データに適用された依存関係設定はファイルに適用されます。
項目の変更管理
リンクが項目の変更管理に対してのものである場合、同じデータ ギャザリング ルールが適用されますので、上記の「項目リンクを含める」を参照してください。
リンクを含める機能についての知識を深めたい場合は、次のページを参照してください。
カスタム オブジェクト リンクを含める
選択にカスタム オブジェクト インスタンス(タスク、コンタクトなど)へのリンクをふくめると、そのカスタム オブジェクトのリンクを使用してファイル データが収集されます。カスタム オブジェクトには、実際のファイル、フォルダ、変更管理、アイテムは含まれていません。カスタム オブジェクトには、それらに対するリンク、および他のカスタム オブジェクトへのリンクのみが含まれています。
Vault で定義された各カスタム オブジェクト定義が、[リンクを含める]オプションに表示されます。カスタム オブジェクトに含まれるリンクは、残りの選択内容に基づきます。たとえば、管理者がタスクというカスタム オブジェクトを定義しており、ユーザがタスクおよびファイルへのリンクを選択すると、タスクにリンクされているファイルがダウンロード セットに含まれます。