Vault Client に加えられた機能強化について説明します。
新しい「フォルダを取得」機能を使用すると、ファイルを取得せずに、フォルダ構造のコピーを Vault から作業フォルダにダウンロードできます。これにより、フォルダのコピーまたは移動中に重複したフォルダが作成されないようにできるため、フォルダ構造の管理および整理に要する時間を短縮できます。詳細については、「Vault からフォルダを取得」を参照してください。

[フォルダをコピー]操作の実行中に[フォルダを取得]を使用することもできます。これにより、フォルダ構造のコピーをローカルの作業フォルダにダウンロードし、そのフォルダを設定された場所にコピーすることができます。詳細については、「フォルダをコピー」を参照してください。
これまでは、表示名とユーザ名が異なる場合は、ファイル プロパティのプロパティ値は表示名を表示していました。ただし、Copy Design ルール セットの動作では、プロパティ値は「ユーザ」に設定されています。この更新により、Copy Design ルール セットの動作を定義するときに、表示するプロパティ値(ユーザ名または表示名)を選択できるようになりました。

詳細については、「Copy Design: アクション ルール セット」を参照してください。