アセット管理システムとして Vault を使用している場合、初回アクセス時に Vault にログインする必要があります。ログインしないと、ファイルのチェックイン、チェックアウトは行えません。
3ds Max から Vault を開始し Vault にログインするには:
[参照](Reference)
[アセット トラッキング](Asset Tracking)を選択します。
[アセット トラッキングを使用不可](Disable Asset Tracking)で、[アセット トラッキング](Asset Tracking)が無効になっていないことを確認します。
[ログイン](Log in)を選択します。
| [認証](Authentication) | 認証の種類。既定値は Vault アカウントです。 |
| [ユーザ名](User Name) | ボールト アカウントの名前。既定値は、Administrator です。 |
| [パスワード](Password) | ボールト アカウントに対応するパスワード。既定値は、空白のままです。 |
| [サーバ](Server) | ボールト サーバがインストールされているコンピュータの名前。サーバがクライアントと同じマシンにインストールされている場合は、「localhost」を使用してください。これでうまくいかない場合は、システム管理者に問い合わせてください。 |
| Vault | 指定したサーバ上にあるボールト データベースの名前。既定値は「Vault」です。参照ボタンをクリックして、サーバ上にあるデータベースのリストから選択します。既定値は Vault です。 |
すべてのフィールドに値を入力したら、[OK]をクリックします。
Vault 使用時のローカル作業フォルダを設定するには:
Autodesk Vault でファイルを扱うには、作業フォルダを設定する必要があります。作業フォルダは、作業中のファイルが置かれる場所です(ボールトからチェックアウトしてから、再びボールトにチェックインするまでの間)。作業フォルダは、ローカル マシンに設定することも、ネットワークに設定することもできます。通常は、システム管理者がネットワーク上に作業フォルダを設定します。
[ログイン](Log in)を選択し Vault にログインします。
[オプション](Options)を選択します。
ローカル ファイルを Vault ファイルに関連付けるには:
ローカル ファイルと Vault 内の対応するファイルを最も適切に関連付けるには、データベースのフォルダ構造とローカルの作業フォルダおよびそのサブディレクトリを 1 対 1 で対応付ける必要があります。
Vault ファイルに合わせたローカル フォルダ構造を作成してから、[オプション](Options)を使用して、ローカル構造の最上位を Vault 構造の最上位(Vault($))にマッピングします。
[オプション](Options)を選択します。
Vault からファイルを開くと、そのファイルが保管されている Vault 内のフォルダ構造だけがローカル フォルダに複製されます。同様に、Vault にファイルを追加したときには、そのローカル構造だけが Vault に複製されます。たとえば、キャラクタ メッシュを Vault($)¥max_files¥characters¥ から開き、そのファイルで Vault($)¥max_files¥characters¥face_maps¥ に保存されているビットマップが使用されている場合、そのキャラクタ メッシュはローカル ドライブの My_Vault¥max_files¥characters¥ に保存され、ビットマップ ファイルはローカル ドライブの My_Vault¥max_files¥characters¥face_maps¥ に保存されます。