オブジェクト ビューアでは、作図領域の表示を変更することなく、図面内のオブジェクトをさまざまな表示スタイル、ビュー方向、および表示設定でプレビューできます。
オブジェクト ビューアは、このソフトウェアのさまざまな場所から起動できます。オブジェクト ビューアが起動された場所に応じて、表示およびナビゲーション オプションが異なる場合があります。たとえば、オブジェクト ビューアを使用して作図領域からオブジェクトをプレビューする場合には、コンパスが表示されます。オブジェクト ビューアを使用して、スタイル マネージャ内のスタイルをプレビューする場合には、コンパスは表示されません。これは、スタイルが WCS または UCS にあるオブジェクトではないためです。
オブジェクト ビューアは、クロスプラットフォームの 3D グラフィックス システム(GSF)をサポートしています。このグラフィックス システムを有効にするには、システム変数 FASTSHADEDMODE と AECOBJVWRGSMODE の両方を 1 または ON に設定します。
クロスプラットフォーム グラフィックス システムが有効な場合、オブジェクト ビューアでは、表示スタイルのドロップダウン リストにサポートされている表示スタイルのみが表示されます。表示スタイルの完全なセットで作業するには、システム変数 AECOBJVWRGSMODE を使用してクロスプラットフォーム グラフィックス システムをオフにします。
システム変数 AECOBJVWRGSMODE を修正した後、オブジェクト ビューアを再度開いてグラフィックスの変更を適用します。
作図領域で 1 つ以上のオブジェクトを選択し、オブジェクト ビューアでプレビューすることができます。
スタイル マネージャに付属のオブジェクト ビューア(浮動ビューア)で作成しているスタイルの効果をプレビューできます。
別の方法として、 ボタン([インライン編集の切り替え])をクリックし、スタイル マネージャに埋め込まれたオブジェクト ビューアを表示することもできます。
モデル エクスプローラは、マス要素とマス グループを作成、表示、操作するウィンドウです。モデル エクスプローラでは、ユーザが実行するマス要素やマス グループの操作を、オブジェクト ビューアを使用してプレビューします。
スタイル、定義、またはツールのコンポーネントをプレビューできるように、多くのダイアログ ボックスにオブジェクト ビューアが埋め込まれています。埋め込みオブジェクト ビューアのいくつかの例を次に示します。
[屋根スラブ スタイル]タブの埋め込みオブジェクト ビューア
ツールのプロパティの埋め込みオブジェクト ビューア
オブジェクト ビューアでは、オブジェクトに対して行われた変更や削除がリアルタイムに反映されない場合があります。