例: マルチ テキスト オブジェクトから Microsoft Word ドキュメントに文字列をコピーする(AutoLISP/ActiveX)

次に示す例は、Microsoft Word 2016 とともに動作する AutoLISP アプリケーションとマルチ テキストを含む AutoCAD 図面を作成します。

注: AutoLISP の ActiveX サポートは Windows のみに制限されています。AutoCAD LT はサードパーティ製のタイプライブラリの使用をサポートしていません。

新しい AutoLISP プログラムを作成し、ActiveX サポート関数をロードする

  1. 新しい LSP ファイルを作成し、copyMText2Word という名前で保存します。
  2. 新しいファイルに (vl-load-com) と入力します。

AutoCAD アプリケーションと現在の ModelSpace オブジェクトを取得し、それらのポインタを格納します。

Microsoft Word のタイプ ライブラリを読み込む

次のコードの引数 :tlb-filename をシステム上の msword.olb ファイルを指すように変更します。

Microsoft Word アプリケーションへの接続を確立する

モデル空間でマルチ テキスト オブジェクトを処理する

コードをロード、実行する

  1. LSP ファイルを保存して、AutoCAD にロードします。
  2. AutoCAD のコマンド プロンプトに対して、copymtext2word と入力します。