RTUCS (Express Tool)

UCS をポインティング デバイスでダイナミックに回転します。

UCS が[Angle]オプションで指定した角度だけ、強調表示された軸を中心として回転されます。

既定で有効な軸は、X 軸です。有効な軸は、UCS アイコンの原点から伸びる破線によって示されます。有効な軸を中心として UCS を回転するには、画面のポインタをクリックして、この軸に垂直にドラッグします。モード ステータス行の最初のペインには、有効な軸と現在の方向を基準とした現在の回転が表示されます。

RTUCS 軸の線と現在の軸に関する情報を表示するステータス行が表示された UCS アイコン:

注: RTUCS がアクティブなとき、UCS が 6 つの直交投影方向のいずれかと一致するたびに、6 つの直交投影方向が表示されます。たとえば、RTUCS を使用して、X 軸をワールド座標の位置から 90 度回転すると、ステータス行には「Current axis = X < 90 Front」と表示されます。この情報は、[Cycle]オプションを使用しても表示されます。

オプション

[TAB] 有効な軸を変更します。(X、Y、Z を順番に切り替えます。)
[Save] 現在の UCS に名前を付けて登録します。
[Restore] 登録された UCS を図面に表示して、順番に切り替えます。
[Delete] 指定された UCS を登録された座標系の一覧から削除します。
[Cycle] 6 つの標準直交投影 UCS 方向(Top、Front、Right、Back、Left、Bottom)を順番に切り替えます。
[Angle] 現在の軸の最小回転増分を設定します。
[Origin] UCS の原点を変更します。
[View] ユーザの視線方向(画面に平行)に垂直な XY 平面を使用して新しい座標系を定義します。UCS の原点は変更されません。
[World] 現在の UCS をワールド座標系に設定します。
[Undo] UCS に対する変更を元に戻します。

ファイル

rtucs.lsp