SSX (Express Tool)

選択したオブジェクトに基づいて選択セットを作成します。

SSX は、選択した「テンプレート」オブジェクトとまったく同じオブジェクトか、フィルタ リストを調整した場合は非常に似ているオブジェクトを含む選択セットを作成します。コマンド プロンプトに対して SSX と入力して選択セットを作成するか([直前]オプションを使用してアクセス可能)、または任意のプロンプト「オブジェクトを選択」に対して(SSX)と入力することができます。

コマンド: SSX

オブジェクトを選択/<なし>: オブジェクト選択方法を使用してテンプレート オブジェクトを選択します。何も選択しない場合は、[Enter]を押します。

>>ブロック名(B)/色(C)/図形(E)/フラグ(F)/画層(LA)/線種(LT)/クリック(P)/スタイル(S)/厚さ(T)/ベクトル(V):

注: フィルタ リストの指定後は、オプションのキーワードを選択して[Enter]を押すことで、任意のフィルタを削除できます。フィルタ リストに項目が存在する場合に新しい項目を追加すると、古い値が新しい値で上書きされます。1 回の(ssget 'x')の呼び出しには、各種の項目のいずれか 1 つのみを指定できます。

オプション

[ブロック名(B)] 追加または削除するブロック名を指定します。
[色(C)] 追加または削除する色番号を指定します。
[図形(E)] 追加または削除するオブジェクト タイプを指定します。
[フラグ(F)] 後続図形フラグを切り替えます。
[画層(LA)] 追加または削除する画層の名前を指定します。
[線種(LT)] 追加または削除する線種の名前を指定します。
[Pick] 任意の選択セットの方法を使用してオブジェクトを選択します。
[Style] 追加または削除する文字スタイル名を指定します。
[厚さ(T)] 追加または削除する厚さの値を指定します。
[ベクトル(V)] 追加または削除する押し出しベクトルを指定します。

この例では、テンプレート オブジェクトとして使用する線分を選択しますが、オブジェクトが選択した線分と同じ画層上に存在する必要があるという要件(フィルタ)を削除します。

コマンド: SSX

オブジェクトを選択/<なし>: 線分を選択します。

現在のフィルタ: ((0 . "LINE") (8 . "0") (39 . 2.0) (62 . 1) (210 0.0 0.0 1.0))

フィルタ オプションを入力 [ブロック名(B)/色(C)/図形(E)/フラグ(F)/画層(LA)/線種(LT)/クリック(P)/スタイル(S)/厚さ(T)/ベクトル(V)]: 画層

>>Layer name to add/<RETURN to remove>: [Enter]を押して画層フィルタを削除します。

現在のフィルタ: ((0 . "LINE") (39 . 2.0) (62 . 1) (210 0.0 0.0 1.0))

フィルタ オプションを入力 [ブロック名(B)/色(C)/図形(E)/フラグ(F)/画層(LA)/線種(LT)/クリック(P)/スタイル(S)/厚さ(T)/ベクトル(V)]: [Enter]を押します。

以降のコマンドで選択セットを使用するには、次のプロンプト「オブジェクトを選択」で P (Previous)と入力します。

ファイル

ssx.lsp