ATTOUT (Express Tool)

ブロックの属性値を、タブ区切り ASCII 形式で外部ファイルに書き出します。

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ATTOUT ツールを使用して、ブロックの属性データを、確認を修正に便利なファイルに書き出すことができます。修正した属性値は、ATTIN ツールを使用して、元の図面に読み込むことができます。

選択したブロックの名前と属性は、指定したファイルに書き出されます。属性は、スプレッドシート形式で簡単に確認したり、個々の属性値を簡単に編集することができます。次に、ATTIN コマンドを使用して、図面ファイルに新しい値を読み込むことができます。

ATTOUT コマンドを開始したら、ファイル名と、処理するブロックの名前を指定するように求めるプロンプトが表示されます。選択したブロックの属性が、指定したファイルに書き出されます。

ファイル形式

ATTOUT で書き出された出力ファイルは、タブ区切り ASCII ファイルで、ほとんどのデータベースやスプレッドシート プログラムでの編集に適しています。このタスクには、Microsoft Excel が適しています。編集したら、必ずタブ区切り ASCII 形式で保存してください。それ以外の形式で保存すると、ATTIN コマンドでファイルからデータを読み込むことができなくなります。

ファイルの先頭行に、ATTIN がデータを識別するための列見出しがあります。最初の 2 つの列には、HANDLE および BLOCKNAME というラベルが付いています。これらの列は ATTIN では省略可能ですが、これらの列があると、自動的にこのファイルから属性データを読み込み、図面に挿入できます。これらの列がない場合、ATTIN がファイルを処理するときに、このデータを提供するように求められます。

ファイルの残りの列には、図面に表示されるのと同じ属性タグがラベル付けされます。データベース プログラムでは、多くの場合この列ヘッダが一意である必要があるので、重複する属性タグがあると一意になるように番号が追加されます。たとえば、ATTOUT によって作成されたファイルのヘッダ行は、次のようになります。

HANDLE  BLOCKNAME  MYTAG  MYOTHERTAG  MYTAG(1)

ファイルの残りの各行は、1 つのブロック参照と、そのそれぞれの属性の値を表します。

選択したすべてのブロックからの属性ごとに 1 つの列があるため、特定のブロックには適用されない属性ラベルがあることもあります。それらのラベルは、適用しないセルに文字列「<>」を記入することによって識別されます。このため、先に示したようなヘッダ行を含むファイルでは、属性 MYTAG のみを含むブロックの行は、次のようになります。

HANDLE  BLOCKNAME  MYTAG  MYOTHERTAG  MYTAG(1)
E1      MYBLOCK1   Data1  <>          <>

「<>」は、その属性が現在のブロックに適用されないことを表します。セルは、適用される属性だが、現時点では空であることを表します。

ファイル

attout.lsp