DWGLOG (Express Tool)

図面ファイルにアクセスしたときに、それぞれの図面ファイルごとにログ ファイルを作成し、保持します。

コマンド プロンプトに対して DWGLOG と入力すると、ファイルのログ記録をオンまたはオフにできます。DWGLOG は、複数のユーザがネットワーク上の同じ図面ファイルに同時にアクセスする状況で役立ちます。他のユーザが使用している図面を開く場合は、他のユーザがファイルを開いてることが示されますが、誰がファイルを開いているかはわかりません。ネットワーク上のすべてのユーザがログの記録をオンにしている場合は、DWH ファイルを見ることでファイルを開いているユーザを確認できます。

ログの記録がオンの場合に誰かが図面ファイルにアクセスすると、そのファイルの図面ヒストリ(DWH)ファイルが更新されます。その図面の DWH ファイルが存在しない場合は、図面ファイルと同じフォルダに DWH ファイルが自動的に作成されます。記録されるアクションには、図面を開く、図面を閉じる、外部参照として図面をアタッチするなどがあります。次に、DWH ファイルの内容の例を示します。

Opened by Penelope on MACHINE1 at 18:14:09 on 7/10/1997 
Closed by Penelope on MACHINE1 at 18:18:44 on 7/10/1997 
Attached by Bartholomew on MACHINE2 at 07:59:58 on 7/11/1997
ヒント: 各セッションで自動的にログの記録がオンになるようにするには、acad.rx ファイルに \"dwglog.arx\" を追加するか、次の行を acad.lsp ファイルに追加します。(if (not (member \"dwglog.arx\" (arx)))(arxload \"DWGLOG\"))

ファイル

dwglog.arx