3D モデルをリアルに表示するには、マテリアルを使用します。
マテリアルは、金属、綿、ガラスなどの材料を表現します。マテリアルを 3D モデルに適用すると、オブジェクトをリアルに表示できます。マテリアルのプロパティを調整して、反射、透明度、テクスチャを改善することができます。
オートデスクは、セラミック、コンクリート、石、木などの定義済みマテリアルのライブラリを提供しています。マテリアルを参照したり、図面内の 3D オブジェクトにマテリアルを適用するには、[マテリアル ブラウザ]を使用します。必要に応じて、テクスチャを作成したり修正することもできます。
Autodesk ライブラリ内の定義済みマテリアルは、いくつかの異なるイメージ テクスチャ解像度をサポートしています。定義済みのマテリアルは次のイメージ ライブラリから選択できます。
- [基本解像度]: 約 256 × 256 ピクセルの解像度の、基本マテリアル ライブラリです。このライブラリは既定でインストールされています。
- [低解像度]: 約 512 × 512 ピクセルの解像度の、低解像度のイメージです。
- [中解像度]: 約 1024 × 1024 ピクセルの解像度の、中解像度のイメージです。既定ではインストールされていません。
- [高解像度]: 高解像度のイメージです。このオプションは現在利用できません。
注: AutoCAD のレンダリング ワークフローでは、イメージ ライブラリを切り替える機能をサポートしていません。ただし、[オプション]ダイアログ ボックスで、定義済みマテリアルが使用するイメージ用のイメージ ライブラリ フォルダを変更することができます。イメージ ライブラリ フォルダを変更するには、[オプション]ダイアログ ボックスの[ファイル]タブで[テクスチャ マップ検索パス]を展開し、使用するイメージ ライブラリの場所を指定します。Autodesk Medium Resolution Materials Image Library のインストールの詳細については、https://www.autodesk.com/adsk_medium_resolution_materials_library_jpn を参照してください。