グループ コードは、対応する値のタイプを定義します。値のタイプには、整数、浮動小数点数、文字列があります。次の表に、グループ コード範囲を示します。
グループ コードの値のタイプ |
|
---|---|
コード範囲 |
グループ値のタイプ |
0-9 |
文字列(AutoCAD 2000 の導入に伴い、拡張シンボル名の説明にある 255 文字の制限は、2049 シングルバイト文字に拡張されました。文字数には、行末の改行コードは含まれません)。詳細は、「文字列値の格納」セクションを参照してください。 |
10-17 |
倍精度 3D 点 |
20-27 | 倍精度 3D 点 |
30-37 | 倍精度 3D 点 |
38-59 |
倍精度浮動小数点値 |
60-79 |
16 ビット整数値 |
90-99 |
32 ビット整数値 |
100-102 |
文字列(最大 255 文字、Unicode 文字列の場合はそれ以下)。詳細は、「文字列値の格納」を参照してください。 |
105 |
16 進数のハンドル値を表す文字列 |
110-119 |
倍精度浮動小数点値 |
120-129 |
倍精度浮動小数点値 |
130-139 |
倍精度浮動小数点値 |
140-149 |
スカラー倍精度浮動小数点値 |
160-169 |
64 ビット整数値 |
170-179 |
16 ビット整数値 |
210-239 |
倍精度浮動小数点値 |
270-279 |
16 ビット整数値 |
280-289 |
16 ビット整数値 |
290-299 |
真偽フラグ値 |
300-309 |
任意のテキスト文字列。詳細は、「文字列値の格納」を参照してください。 |
310-319 |
バイナリ チャンクの 16 進数を表す文字列 |
320-329 |
16 進数のハンドル値を表す文字列 |
330-369 |
16 進数のオブジェクト ID を表す文字列 |
370-379 |
16 ビット整数値 |
380-389 |
16 ビット整数値 |
390-399 |
16 進数のハンドル値を表す文字列 |
400-409 |
16 ビット整数値 |
410-419 |
文字列。詳細は、「文字列値の格納」を参照してください。 |
420-429 |
32 ビット整数値 |
430-439 |
文字列。詳細は、「文字列値の格納」を参照してください。 |
440-449 |
32 ビット整数値 |
450-459 |
長整数 |
460-469 |
倍精度浮動小数点値 |
470-479 |
文字列。詳細は、「文字列値の格納」を参照してください。 |
480-481 |
16 進数のハンドル値を表す文字列 |
999 |
コメント(文字列)。詳細は、「文字列値の格納」を参照してください。 |
1000-1003 |
文字列(コード範囲 0-9 に記載されているのと同じ制限)。詳細は、「文字列値の格納」を参照してください。 |
1004 | バイナリ チャンクの 16 進数を表す文字列 |
1005 | 文字列(コード範囲 0-9 に記載されているのと同じ制限)。詳細は、「文字列値の格納」を参照してください。 |
1010-1013 | 倍精度浮動小数点値 |
1020-1023 | 倍精度浮動小数点値 |
1030-1033 | 倍精度浮動小数点値 |
1040-1042 |
倍精度浮動小数点値 |
1070 |
16 ビット整数値 |
1071 |
32 ビット整数値 |
DXF ファイルに格納された文字列値は、ASCII、UTF-8、CIF (Common Interchange Format)、および MIF (Maker Interchange Format)形式で表現することができます。UTF-8 形式は、AutoCAD 2007 DXF 以降のファイル形式でのみサポートされています。AutoCAD プログラムが DXF ファイルを書き出す場合、文字列値を書き込む形式は、選択した DXF ファイル形式によって決まります。文字列値は、次の形式で書き出されます。
Unicode 文字を含む文字列値は、制御文字シーケンスで表されます。
例: "TEST¥U+7F3A¥U+4E4F¥U+89E3¥U+91CA¥U+6B63THIS¥U+56FE"
文字列値は、次の DXF グループ コードで格納することができます。