アクティビティ インサイト

アクティビティ インサイトは、アクティビティを記録し、アクティビティの種類、ユーザー、日付でフィルタできるパレットです。これを使用すると、図面の変更過程を追跡し、図面の履歴を比較できます。

お試しください: 一連の演習によるアクティビティ インサイト。

AutoCAD 2024 で初めて導入されたアクティビティ インサイトでは、より多くの種類のアクティビティが記録され、新しい[アクティビティ プロパティ]パネルに詳細情報が表示されるようになりました。

次の例では、選択した名前削除アクティビティから削除されたオブジェクトの数とタイプの詳細を確認できます。

図面履歴はアクティビティ インサイトに統合されました。そのため、サポートされているクラウド ストレージ プロバイダ(Autodesk Docs、Google Drive、OneDrive、Box、Dropbox など)でファイルが保存されると、保存するたびに各図面の新しいバージョンが記録されます。新しいファイル バージョンが[アクティビティ インサイト]パレットにバージョン アクティビティとして表示されます。バージョン アクティビティの[比較]をクリックすると、現在のバージョンと前のバージョンの違いが表示されます。

また、ファイルを開かずに図面のアクティビティを表示することもできます。[スタート]タブで[最近使用したファイル]をクリックし、図面を選択します。次に、縦のドット記号をクリックし、[アクティビティ インサイトを表示]を選択して、ドッキングしたパレットに図面のアクティビティを表示します。

新しいシステム変数

ACTIVITYINSIGHTSSUPPORT - アクティビティ インサイト機能を有効または無効にします。

廃止予定のコマンド

DWGHISTORY[図面履歴] - 不要になりました。この機能は、ACTIVITYINSIGHTSOPEN[アクティビティ インサイトを開く]に含まれています。

DWGHISTORYCLOSE[図面履歴を閉じる] - 不要になりました。この機能は、ACTIVITYINSIGHTSCLOSE[アクティビティ インサイトを閉じる]に含まれています。

廃止予定のシステム変数

DWGHISTORYSTATE[図面履歴ステータス] - 不要になりました。この機能は、ACTIVITYINSIGHTSSTATE[アクティビティ インサイトのステータス]に含まれています。