この実習では、既存の水平および垂直ジオメトリを使用して、コリドーを作成します。交差点エリアでコリドーを修正し、コリドー リージョン再作成ツールを使用して操作を行います。
交差点エリアにコリドーを作成する
チュートリアル図面フォルダ にある Intersection-Edit-Corridor.dwg を開きます。
この図面には、一次道路(Road A)と二次道路(Road B)の交差点が含まれています。現時点では、図面にコリドーまたはコリドー アセンブリが全く存在しません。
交差点マーカーを選択します。
タブ パネル 検索 をクリックします。
[交差点コリドー リージョン] ダイアログ ボックスが表示されます。
[法面展開するサーフェスを選択] :で、現況地盤を選択します。
[アセンブリ セットを適用] の下で、[参照] をクリックします。
[アセンブリ セット ファイルを選択] ダイアログ ボックスで、Assemblies フォルダ に移動します。
_Autodesk (Metric) Assembly Sets.xml を選択します。[開く] をクリックします。
[再作成] をクリックします。
コリドーが交差点エリアに表示されます。
注: コリドーが交差点エリアに表示されていない場合は、コリドーを再作成しなければならない可能性があります。[ツールスペース] の[プロスペクター] タブで、[コリドー] コレクションを展開します。Corridor - (1) を右クリックして [再作成] をクリックします。
コリドー プロパティを修正する
[ツールスペース] の[プロスペクター] タブで、[コリドー] および[交差点] コレクションを展開します。
これらのコレクションで 最新でないオブジェクトがある場合は、そのオブジェクトを右クリックして、[再作成] を選択します。
交差点エリアにあるコリドーを選択します。
交差点の下部にある グリップを選択します。グリップを下方向に移動します。南側の遠方をクリックして、グリップを配置します。
タブ パネル ドロップダウン 検索 をクリックします。
[コリドー プロパティ] ダイアログ ボックスの[パラメータ] タブで、[図面からリージョンを選択] をクリックします。
図面内で、コリドーの下部をクリックします。
指定したリージョンが[コリドー プロパティ] ダイアログ ボックスで強調表示されます。
強調表示された行の[間隔] 列で、 をクリックします。
[アセンブリに適用する間隔] ダイアログ ボックスの[アセンブリを適用] の下で、次のパラメータを指定します。
[接線区間] : 10
[曲線区間] : 増分で
[曲線の増分] : 5
[緩和曲線区間] : 5
[縦断曲線区間] : 5
[OK] を 2 回クリックします。
[コリドー プロパティ - コリドーの再作成]ダイアログ ボックスで、[コリドーを再作成]をクリックします。
コリドーが再作成されます。コリドーが南側に拡張されています。この拡張されたリージョンでは、交差点リージョンに比べ、アセンブリが離れて存在しています。
コリドー リージョンを再作成する
交差点マーカーを選択します。
タブ パネル 検索 をクリックします。
[法面展開するサーフェスを選択] :で、現況地盤を選択します。
[交差点コリドー リージョン] ダイアログ ボックスの[アセンブリ セットを適用] で、[参照] をクリックします。
[アセンブリ セット ファイルを選択] ダイアログ ボックスで、Assemblies フォルダ に移動します。
_Autodesk (Metric) Assembly Sets.xml を選択します。[開く] をクリックします。
これは、コリドーを作成するために使用したアセンブリです。ただし、[交差点コリドー リージョン] ダイアログ ボックスを使用して、他のアセンブリ セットを指定したり、コリドーを作成するための個別のアセンブリを指定することができます。
[再作成] をクリックします。
コリドーが再作成されます。アセンブリの間隔、リージョン開始測点を含む、Road A に加えた修正が元の設定に戻っていることに注目してください。これは、交差点作成プロセスで元々指定されていたパラメータを使用してコリドーが再作成されたためです。交差点エリアのコリドーに加えた修正は、交差点オブジェクトからコリドーを再作成した場合、保持されません。
注:
交差点範囲外のコリドー リージョンは、[コリドー リージョンを再作成] コマンドの影響を受けません。