このトピックでは、Collaboration for Civil 3D を開始する前に読むべきキー ポイントと注意事項について説明します。
- Collaboration for Civil 3D 環境で作業するすべてのユーザが、Autodesk Civil 3D の最新の更新プログラムを配置することが望ましいです。Civil 3D 2023.2.1以降と Desktop Connector 16.x を併用することで、少なくとも最適なエクスペリエンスを実現できます。
- Desktop Connector のリリースは頻繁に行われるため、新しいリリースごとにインストールする必要はありません。各リリースの増分値と、インストール前に組織へどのように適用するかついて考慮する必要があります。組織内のユーザは、Desktop Connector のさまざまなバージョンで共同作業することができます。詳細については、Desktop Connector のリリース ノートを参照してください。
- Desktop Connector は、開く/保存するワークフローですべての従属ファイルをトリガします。つまり、Desktop Connector には、ファイルを調べ、参照を見つけるメカニズムがあります。これらの参照を見つける機能に応じて、予想される結果が変わります。
- Desktop Connector は、参照を含むファイル(ホスト ファイル)を転送しようとすると、ホスト内のすべての参照ファイルを検索し、要求された目的の場所の Forma Data Management にアップロードしようとします。
- Desktop Connector が従属ファイルを検索できない場合、そのファイルは Forma Data Management にアップロードされません。これにより、Forma Data Management に保存されているホスト図面でリンクが解除されます。
- Desktop Connector が従属ファイルを検索できるにもかかわらず、そのファイルが同じフォルダまたはその上のフォルダの外にある場合、Desktop Connector はターゲットの場所で同じフォルダ構造を複製できません。このような場合、Desktop Connector はファイルをホスト フォルダ内の関連データ フォルダに配置し、参照へのローカル パスを複製します。Forma Data Management にアップロードされたホスト ファイルには、関連データ フォルダ内のこの参照ファイルに対する依存関係があります。
- 自動ロックは、Microsoft Word や Excel ファイルなどの特定のファイル タイプでサポートされていません。これらの製品のデスクトップ バージョンを使用して編集する場合は、これらのファイルを手動でロックおよびロック解除する必要があります。
- この環境全体にわたって、ファイルの現在の状態をより詳細に理解するために活用できるツールがあります(たとえば、AutoCAD と Civil 3D の[スタート]タブ、Desktop Connector のホーム画面、および参照エクスプローラ)。
- Forma Data Management にマイグレートするとき、およびこの環境でプロジェクトが進行するときに、プロジェクトに有効な参照が存在していることが非常に重要です。この環境は、参照ファイル(DWG ファイルやイメージなど)が有効で、Forma Data Management 内のプロジェクト構造内に配置されているかどうかに影響を受けます。
- ファイルおよびプロジェクトのライフ サイクル全体で図面の整合性を維持して、パフォーマンスを向上させます(たとえば、未使用のブロック定義、画層、登録アプリケーションなどを監査および名前削除します)。
- サポートされていない機能や、本番環境で使用するためにワークフローを変更する必要がある機能もあります。たとえば、AutoCAD シート セット マネージャ、Civil 3D 測量データベース、参照テンプレートです。詳細については、「注意が必要な外部ファイルとデータについて」を参照してください。
- Forma Data Management のユーザ アクセス レベル、ロール、フォルダ権限、およびプロジェクト組織を理解します。
このソリューションが急速に進化していることにも注意してください。このソリューションの価値を高める最新のベスト プラクティスと新機能を反映するために、これらのトピックは継続的に更新されています。