パーツ、アセンブリ、シート メタル パーツ、または溶接物を使用すると、派生パーツを作成できます。作成元は、基準コンポーネントと呼ばれます。派生アセンブリ コンポーネントはアセンブリ ファイルから作成され、パーツ、サブアセンブリ、派生パーツを含むことができます。作成される派生コンポーネントから追加、除去、または削除するジオメトリを選択します。
新機能の紹介: 2022、2024、2024.2、2025、2025.2
フィーチャ、ボディ、サーフェス、2D および 3D の表示スケッチ、作業フィーチャ、パラメータ、iMate を選択して、派生パーツに含めたり除外したりできます。フィーチャが共有または使用していないスケッチは、基準コンポーネントに含まれます。
パーツ ファイルを作成します。
リボンで、[管理]タブ [挿入]パネル
[派生]
の順にクリックします。
[開く]ダイアログ ボックスで、基準パーツまたはコンポーネントとして使用するパーツ ファイル(IPT)を指定し、[開く]をクリックします。
派生スタイルを選択します。
単一のソリッド ボディ派生パーツを平面間のシームなしで作成します。
単一のソリッド ボディ派生パーツを平面間のシームありで作成します。
基準パーツが単一ボディの場合は、単一ボディ パーツが作成されます。基準パーツが複数の表示可能ソリッド ボディの場合は、マルチボディ パーツを作成するのに必要なボディを選択します。これが既定のオプションです。
単一サーフェス ボディの派生パーツを作成します。
[派生パーツ]ダイアログ ボックスに、モデルの要素が階層表示されます。既定値をそのまま使用するか、選択したすべてのオブジェクトのステータスをすばやく変更するには、ダイアログ ボックス上部にある各種ステータス ボタンを使用します。個々のオブジェクトの横にあるステータス アイコンをクリックして、ステータス オプションを切り替えることもできます。
派生パーツに含める要素を選択します。
派生パーツから要素を除外します。この記号が表示されている項目は、派生パーツが更新されるときに無視されます。
派生パーツの選択されたコンポーネントを、境界領域として表し、境界領域の形状からボディを作成します。精度を下げることによって、メモリの消費量が減ります。境界領域は、派生コンポーネントや基準コンポーネントの変更に応じて更新されます。
派生パーツの選択されたコンポーネントを、境界円柱として表し、境界円柱の形状からボディを作成します。精度を下げることによって、メモリの消費量が減ります。境界円柱は、派生コンポーネントや基準コンポーネントの変更に応じて更新されます。
基準パーツがマルチボディ パーツで、表示可能なボディが複数ある場合、グラフィックス画面にはボディは表示されません。追加する(複数の)ボディを指定するには、ソリッド ボディ フォルダを展開し、[状態]ボタンを使用してボディを追加または除外します。
必要に応じて、[基準コンポーネントから選択]をクリックして、基準コンポーネント ウィンドウからグラフィックスに基づいてコンポーネントを選択できるようにします。コンポーネントの選択が完了したら、[選択内容の受け入れ] をクリックします。
[ソート] ドロップダウンを使用して、パラメータを含むツリー ノードの順序を指定します。
必要に応じて、 [オブジェクトをすべて表示] チェック ボックスをオフにし、エクスポートされた要素のみをリストに表示します。
尺度と対称面を指定します。
既定の尺度(1.0)を適用するか、正の値を入力します。
チェック ボックスをオンにすると、基準パーツをミラー化して派生パーツのフィーチャを作成できます。
[オプション] タブでは、次の操作を実行できます。
[基準コンポーネントとのリンクを解除] チェック ボックスをオンにして、基準コンポーネントと派生パーツまたは派生アセンブリの間のリンクを保持しないようにします。
[基準コンポーネントとのリンクを省略] チェック ボックスをオンにして、基準コンポーネントと派生パーツまたは派生アセンブリの間のリンクを省略します。
必要に応じて、 [ソース コンポーネントから面の色をリンク] チェック ボックスをオンにして、基準コンポーネントの色をターゲット パーツにリンクします。オフにすると、外観はターゲット パーツの既定の外観に設定されます。
必要に応じて、 [ソース コンポーネントからスケッチの形式をリンク] チェック ボックスをオンにして、ソース パーツの線分が変更された場合に派生パーツのスケッチ ブロックが更新されるかどうかをコントロールします。
必要に応じて、 [シート メタル スタイルをリンク] ボックスをオンにして、シート メタルの厚さと他のパラメータを派生ボディにプッシュします。
派生パーツ内で選択したコンポーネントを境界ボックスとして表すには、 [方向付けされた最小の境界ボックスを使用] を選択します。直交円柱はサポートされていないことに注意してください。
[OK]をクリックします。
スケッチ、作業ジオメトリ、およびパラメータも、含めたり除外したりすることができます。
派生アセンブリは、派生元の尺度の変更やミラー化を行ったり、単純化して作成されます。
始めるには、パーツ ファイルを作成します。パーツを作成するときにスケッチがアクティブになっている場合は、[戻る]をクリックしてスケッチを閉じます。
リボンで、[管理]タブ [挿入]パネル
[派生]
の順にクリックします。
[ファイルを開く]ダイアログ ボックスで、基準コンポーネントとして使用するアセンブリ ファイル(.iam)を参照します。
[オプション]をクリックして、派生コンポーネントで使用するモデル状態とリプレゼンテーションを指定し、[OK]をクリックして、[ファイルを開くオプション]ダイアログ ボックスを閉じます。[開く]ダイアログ ボックスを閉じるには、[開く]をクリックします。
派生スタイルを選択します。
単一のソリッド ボディ派生パーツを平面間のシームなしで作成します。これが既定のオプションです。
単一のソリッド ボディ派生パーツを平面間のシームありで作成します。
選択したコンポーネントを個別のソリッド ボディとして保持する、マルチボディ パーツを作成します。たとえば、5 個のパーツを備えたアセンブリによって、5 個のソリッド ボディを備えたパーツが作成されます。
派生パーツを単一サーフェス コンポジットとして作成します。元のコンポーネントの外観が維持されます。ディスクに作成されるファイルのサイズは最も小さくなります。
[派生アセンブリ]ダイアログ ボックスに、アセンブリ コンポーネントが階層表示されます。[ボディ]タブで、既定値をそのまま使用するか、選択したすべてのコンポーネントのステータスをすばやく変更するには、ダイアログ ボックス上部にある各種ステータス ボタンを使用します。
派生パーツに含めるコンポーネントを選択します。
派生パーツからコンポーネントを除外します。この記号が表示されている項目は、派生パーツが更新されるときに無視されます。(省略されたコンポーネントは除外され、変更できません。省略されたコンポーネントの従属コンポーネントは、一覧されません)。
派生パーツからコンポーネントを除去します。除去されるコンポーネントがパーツと交差している場合、空洞ができます。
派生パーツの選択されたコンポーネントを、境界領域として表し、境界領域の形状からボディを作成します。精度を下げることによって、メモリの消費量が減ります。境界領域は、派生コンポーネントや基準コンポーネントの変更に応じて更新されます。
派生パーツの選択されたコンポーネントを、境界円柱として表し、境界円柱の形状からボディを作成します。精度を下げることによって、メモリの消費量が減ります。境界円柱は、派生コンポーネントや基準コンポーネントの変更に応じて更新されます。
選択されたコンポーネントを派生パーツと交差させます。少なくとも 1 つのコンポーネントのステータスが包含であることが必要です。このコンポーネントが派生パーツと交差しない場合、結果は非ソリッドになります。
必要に応じて、[基準コンポーネントから選択] をクリックして、基準コンポーネント ウィンドウからグラフィックスに基づいてコンポーネントを選択します。コンポーネントの選択が完了したら、[選択内容の受け入れ]
をクリックします。
[ソート] ドロップダウンを使用して、派生オブジェクトの順序を指定します。
必要に応じて、チェック ボックスをオンにして、平面間のシームを保持するようにします。
スケッチ、作業ジオメトリ、およびパラメータを選択するには、[その他]タブをクリックします。
最上位アセンブリの iMate のみを派生できます。iMate 交差コンポーネントの 1 つが境界領域の場合は、新しいボディとなり、面は利用できません。(iMate は使用できますが、編集できません)。
必要に応じて、[オブジェクトをすべて表示]チェック ボックスをオフにし、エクスポートされた要素のみをリストに表示します。
[リプレゼンテーション]タブをクリックし、[モデル状態]、[デザイン ビュー]、または[ポジション]リプレゼンテーションを選択します。[ファイルを開くオプション]ダイアログ ボックスで選択した場合は、ここで変更することができます。
デザイン ビュー リプレゼンテーションは、[ボディ]タブのコンポーネントのステータスに影響を与えます。たとえば、非表示のオカレンスは[除外]に設定されます。ただし、編集不可能なコンポーネントは、含まれたままになります。
必要に応じて、[オプション]タブをクリックし、[簡略化]を選択します。パーツを単純化するために、ジオメトリを表示設定と寸法によって削除できます。たとえば、表示設定をゼロにすることは、削除するコンポーネントをすべてのビューから完全に隠すことを意味します。
必要に応じて[穴をパッチ]オプションを選択します。
尺度と対称面を指定します。
[基準コンポーネントとのリンクを解除] チェック ボックスをオンにして、基準コンポーネントと派生パーツまたは派生アセンブリの間のリンクを保持しないようにします。
[基準コンポーネントとのリンクを省略] チェック ボックスをオンにして、基準コンポーネントと派生パーツまたは派生アセンブリの間のリンクを省略します。
[ソース コンポーネントから面の色をリンク] チェック ボックスをオンにして、基準コンポーネントの色をターゲット パーツにリンクします。オフにすると、外観はターゲット パーツの既定の外観に設定されます。
必要に応じて、 [ソース コンポーネントからスケッチの形式をリンク] チェック ボックスをオンにして、ソース パーツの線分が変更された場合に派生パーツのスケッチ ブロックが更新されるかどうかをコントロールします。
必要に応じて [省メモリ モード] をオンにしてください。これにより、パーツに保存されるブラウザ データが大幅に削減されます。全体的なメモリ削減量は、アセンブリの複雑さによって決まります。サーフェス コンポジットの場合、元のボディの情報はキャッシュされません。
単一ソリッド ボディ スタイル オプションのいずれかでブール演算が失敗したときにマルチボディ パーツを作成するには、 [ブール演算の失敗で独立ボディを作成] を選択します。
[すべての内部空間を削除] を選択し、派生ソリッド ボディ パーツ内のすべての内部空間シェルを塗り潰します。
派生パーツ内で選択したコンポーネントを境界ボックスとして表すには、 [方向付けされた最小の境界ボックスを使用] を選択します。直交円柱はサポートされていないことに注意してください。
必要なボディ、スケッチ、作業ジオメトリ、パラメータ、およびリプレゼンテーションを選択したことを確認してから、[OK]をクリックします。
アセンブリ内からアセンブリ代替パーツを作成すると、パフォーマンスと容量を向上させることができます。
[OK]をクリックして完了します。