フォロアは、ガイド コンポーネント内の一部分をスライドするように設計されています。フォロア ローラをカムに対して固定するには、フォロアとガイド コンポーネント間にばねを指定します。ダイナミック シミュレーションでは、ばね、ダンパー、ジャッキおよびその他の機能を持つジョイントを使用できます。
リボンで[ダイナミック シミュレーション]タブ
[ジョイント]パネル
[ジョイントを挿入]の順にクリックし、一覧から[ばね/ダンパー/ジャッキ]ジョイントを選択します。
ガイド コンポーネントで、フォロアがガイド(1)内を通る穴の面を選択します。
ばねがフォロアに接触するエッジの外形線を選択します。

これにより、ブラウザ内にばねジョイントが作成され、ばねのグラフィックス リプレゼンテーションが表示されます。このリプレゼンテーションは、変形可能で、作用力/反力を持ちますが、質量はありません。

ブラウザの[荷重ジョイント]フォルダで、ばねジョイントを右クリックして、[プロパティ]を選択します。
ダイアログ ボックスのメインのセクションで次の値を設定します。
[剛性] = 2.500 N/mm
[自由長] = 42 mm
ダイアログ ボックスを展開して次の値を設定します。
[半径] = 5.2 mm
[回転] = 10
[ワイヤの半径] = .800 mm
[OK]をクリックします。ばねのプロパティとグラフィックス表示が更新されます。
ブラウザの[外部荷重]フォルダで、[重力]を右クリックし、[重力を定義]を選択します。代わりに[重力]ノードをダブルクリックしてもかまいません。必要に応じて、[省略]チェック ボックスをオフにします。
下図のようにケースのエッジを選択し、重力ベクトルを指定します。

[OK]をクリックします。