動作しているアセンブリのシミュレーションでジョイントを追加するには

フォロアは、ガイド コンポーネント内の一部分をスライドするように設計されています。フォロア ローラをカムに対して固定するには、フォロアとガイド コンポーネント間にばねを指定します。ダイナミック シミュレーションでは、ばね、ダンパー、ジャッキおよびその他の機能を持つジョイントを使用できます。

  1. リボンで[ダイナミック シミュレーション]タブ [ジョイント]パネル [ジョイントを挿入]の順にクリックし、一覧から[ばね/ダンパー/ジャッキ]ジョイントを選択します。

  2. ガイド コンポーネントで、フォロアがガイド(1)内を通る穴の面を選択します。

  3. ばねがフォロアに接触するエッジの外形線を選択します。

    これにより、ブラウザ内にばねジョイントが作成され、ばねのグラフィックス リプレゼンテーションが表示されます。このリプレゼンテーションは、変形可能で、作用力/反力を持ちますが、質量はありません。

  4. ブラウザの[荷重ジョイント]フォルダで、ばねジョイントを右クリックして、[プロパティ]を選択します。

  5. ダイアログ ボックスのメインのセクションで次の値を設定します。

    • [剛性] = 2.500 N/mm

    • [自由長] = 42 mm

      ダイアログ ボックスを展開して次の値を設定します。

    • [半径] = 5.2 mm

    • [回転] = 10

    • [ワイヤの半径] = .800 mm

  6. [OK]をクリックします。ばねのプロパティとグラフィックス表示が更新されます。

  7. ブラウザの[外部荷重]フォルダで、[重力]を右クリックし、[重力を定義]を選択します。代わりに[重力]ノードをダブルクリックしてもかまいません。必要に応じて、[省略]チェック ボックスをオフにします。

  8. 下図のようにケースのエッジを選択し、重力ベクトルを指定します。

  9. [OK]をクリックします。