レンダリングされたイメージを作成するには
新機能の紹介: 2024
イメージをレンダリングすると、背景を拡張したり、または拡張せずに、設計の現実感のあるイメージを見ることができます。レンダリング タイプを[シェーディング]から選択すると、選択したスタイルがイメージ全体に適用されます。適用されたタイプを変更する場合は、イメージ エディタでポスト プロセスとして実施する必要があります。イラストレーション結果を取得するには、モデリング環境のイラストレーション表示スタイルを使用できます。
別のイメージと合成される透明な背景のイメージを出力するには、レンダリング前にアルファ チャンネル付きの PNG を選択する必要があります。PNG の[アルファ チャンネル]オプションは、レンダリングの開始時点では非表示になっています。
リボンで、[環境]タブ
[開始]パネル [Inventor Studio]の順にクリックします。リボンで、[レンダリング]タブ
[レンダリング]パネル [レンダリング イメージ] 
の順にクリックします。[一般]タブでオプションを設定しますグラフィックス ウィンドウにプレビューが表示されます。
正しく選択したことを確認したら、[レンダリング]をクリックします。
別のウィンドウにレンダリングの進行状況が表示されます。
[幅]、[高さ] : レンダリングされるイメージの幅と高さを指定します。[測定]コマンドを使用する場合や、最後に使用した値から選択する場合は、入力ボックスの矢印をクリックし、メニューから選択します。入力ボックスの値はどれも変更可能です。
注: イメージ サイズの解像度は 16K x 16K までです。大規模なイメージを処理する前に、グラフィックス カードが対応しているものを確認してください。
** [出力サイズ選択]**: 出力サイズのために選択できる値の一覧を提供します。[縦横比をロック] : 選択すると、現在のイメージの幅と高さで定義した縦横比が維持されます。
[カメラ] : アクティブなドキュメントのカメラを指定します。カメラが指定されていない場合、既定は[現在のビュー]です。現在のビューでは、ビュー カメラを使用します。
[照明スタイル] : 照明のスタイルを選択するための一覧を提供します。使用可能な照明スタイルがない場合、イメージはモデリング環境の照明スタイルを使用してレンダリングされます。
[出力]タブのオプションを設定します。
[レンダリングされたイメージを保存] : [開く]ダイアログ ボックスで、名前を入力し、場所を選択し、ファイル タイプを選択します。
[開く]ダイアログ ボックスで[オプション]をクリックして、[イメージ保存オプション]ダイアログ ボックスを開きます。選択したファイル タイプに応じて、使用できるオプションは異なります。
注: 透明な背景のイメージを出力して別のイメージと合成する場合は、レンダリング前に[保存オプション]ダイアログ ボックスでアルファ チャンネル付きの PNG を選択する必要があります。[保存]ダイアログ ボックスで[保存]をクリックして、設定を保存し、[出力]タブに戻ります。
[レンダラ]タブのオプションを設定します([レンダリング イメージ]のみ)
[レンダリング時間]
- [レンダリング時間] : レンダリングの時間を設定します。特定の時間間隔における反復回数(および結果のクオリティ)は、CPU の速度によって異なります。
- [反復によるレンダリング] : 実行する反復の回数を設定します。反復回数の完了に必要な時間間隔は CPU の速度によって異なります。
- [十分な結果が得られるまで] : レンダリングの回数に制限を設けません。レンダリングは手動で停止することができます。
[照明およびマテリアルの精度]
- [モード] : レンダリングの時間を設定します。特定の時間間隔における反復回数(および結果のクオリティ)は、CPU の速度によって異なります。
[イメージ フィルタリング(アンチエイリアス処理)] : 最終的なイメージをぼかしたりシャープにするために、複数のサンプルを単一のピクセル値に結合する方法を指定します。
[レンダリング]をクリックします。
[レンダリング出力]ウィンドウの右上隅で、次の操作を実行します。
- [一時停止]をクリックすると、レンダリングが一時停止します。
- [保存]をクリックすると、出力が BMP、JPEG、TIFF、PNG、GIF 形式で保存されます。