リボン ケーブルを定義するには、[ケーブル&ハーネス]タブ [作成]パネル
[リボン ケーブルを作成]の順に選択し、開始コネクタと終了コネクタを選択して、リボン ケーブルをコネクタにどのように差し込むかを指定します。グラフィックス ウィンドウでマウスをクリックするたびに、リボン ケーブルに作業点が作成されます。作業点は、折り曲げの追加およびリボン ケーブルを適切な位置および形状に加工するために使用されます。
また、リボン ケーブル ID を設定するとともに、カテゴリを選択し、ライブラリで使用するためのリボン ケーブル定義を選択することができます。
ブラウザで、ハーネス アセンブリをダブルクリックします。
リボンで、[ケーブル&ハーネス]タブ [作成]パネル
[リボン ケーブルを作成]
の順にクリックします。
グラフィックス ウィンドウで、使用する開始コネクタを選択します。
コネクタに緑の方向矢印が表示され、外側の方向を示します。向きはオレンジの矢印により示されます。
[反転]をクリックしてリボン ケーブルが作成される側を逆にすることもできます。グラフィックス ウィンドウにガイドとして表示される矢印を使用します。
リボン ケーブルのコンダクタ 1 を配置する先のコネクタ ピンを選択します。
手順 2 ~ 4 を繰り返すことにより、終了コネクタとの接続を設定します。
リボン ケーブルのパスのプレビューとしてスプラインが表示されます。
[OK]をクリックします。
リボン ケーブルが作成されます。
必要に応じて、任意の数だけ内側の点を挿入し、リボン ケーブル スケッチ内のスプラインの形状をコントロールします。[開始継手]から、[終了継手]または終点までを順にクリックします。
選択を行うと、選択した点から現在のカーソル位置まで線が表示されます。指定した点の間に線分が描画されます。
カーソルを面の上に置いている間にオフセットを変更するには、右クリックして[オフセット編集]を選択します。
[オフセット編集]ダイアログ ボックスで、オフセット値を入力し、[OK]をクリックします(オフセット値を入力する際に、単位を指定することも、指定しないこともできます。)。
オフセットを変更した場合、新しい値はそのセグメントの作業が終了するまで、あるいはオフセットが変更されるまで使用されません。
リボン ケーブルの形状が完成したら、右クリックし、[完了]を選択します。
リボン ケーブルがハーネス アセンブリを通るときのパスの方向を設定するため、リボン ケーブル パスに沿って存在する作業点において、90 度または 180 度の折り曲げを追加することができます。選択を容易にするため、グラフィックス ウィンドウには方向付き矢印が表示されます。
折り曲げ付きのリボン ケーブルは、リボン ケーブルの一部とみなされます。モデリングの目的から、リボン ケーブルは、折り曲げでは連続していません。折り曲げを追加すると、1 つの折り曲げエンティティと 2 つのリボン ケーブル部分(折り曲げの各側に 1 つ)の 3 つのエンティティが作成されます。各エンティティは、ブラウザではノードとして表現されます。
グラフィックス ウィンドウで少なくとも 1 つの作業点を持つリボン ケーブルが表示されることを確認します。作業点がない場合には、作業点を 1 つ追加するため、[点を追加]右クリック メニューを使用します。
リボンで、[ケーブル&ハーネス]タブ [作成]パネル
[ワイヤ作成]
の順にクリックします。
折り曲げの位置決めに使用する作業点をクリックします。
リボン ケーブルのパス上での次の作業点の方向を指す矢印が、グラフィックス ウィンドウに表示されます。矢印の軸は前の作業点に向いています。
作成する折り曲げのタイプを 1 重折り曲げ、2 重折り曲げのいずれのタイプにするか決定するため、ボタンをクリックします。
折り曲げの方向が正しいことを確認するため、グラフィックス ウィンドウに表示された矢印に注目します。方向が違う場合には、[方向]の下にあるボタンをクリックすることにより、方向を変更します。
ジオメトリに整列させる矢印の部分である矢頭または矢軸を表すボタンをクリックする方法もあります。グラフィックス ウィンドウで、使用するジオメトリを選択します。ジオメトリとしては、作業平面、平面、エッジ、作業軸、または原点軸が有効です。