2 つのファイルを指定することによって、ケーブル&ハーネス ライブラリ データをライブラリにインポートしたり、ライブラリからエクスポートしたりできます。どちらの処理でも、データ ファイル(.csv)と設定ファイル(.cfg)を使用します。
ライブラリ データをインポートする場合は、設定ファイルに入力プロパティ、そのデータ タイプ、対応する単位を記述します。データ ファイルには、ケーブル&ハーネス ライブラリにインポートされる各ハーネス オブジェクトを記述したライブラリ データが含まれます。各データは、設定ファイルの指定に従って、1 行に記述されます。ケーブル&ハーネス ライブラリからライブラリ データをエクスポートする場合は、エクスポート処理によってデータ ファイルが作成され、そのデータ ファイルには参照先のライブラリに含まれている各ハーネス オブジェクトの情報が含まれます。設定ファイルには、エクスポートするプロパティを指定します。
ライブラリに定義を追加するには、[ケーブル&ハーネス ライブラリ]ダイアログ ボックスの[ライブラリ オブジェクト インポート]コマンドを使用します。ライブラリに新しいワイヤ、ケーブル、リボン ケーブル、スプライス、またはバーチャル パーツの記述をインポートしたり、既存のライブラリ定義を更新することができます。
ハーネス アセンブリをダブルクリックした後、[ケーブル&ハーネス]タブ [管理]パネル
[ライブラリ]
の順にクリックします。
[ケーブル&ハーネス ライブラリ]ダイアログ ボックスで、タイプ リストの矢印をクリックし、インポートするオブジェクトを選択します。
[ライブラリ オブジェクト インポート]をクリックします。
[参照]をクリックして[設定ファイル(.cfg)]を探し、必要な設定ファイルを見つけ、選択して開きます。
[参照]をクリックし、データファイル(.csv)を探し、必要なデータ ファイルを見つけ、選択して開きます。
開いているケーブル&ハーネス ライブラリにデータを追加するには、[
インポート結果の概要を示すメッセージ ボックスが表示されます。この概要には、インポートされた項目の数と、エラーおよび警告の数が示されます。
必要に応じて、ログ ファイルを表示するには、メッセージ ボックスの[ログ表示]をクリックします。ダイアログ ボックスを閉じるには、[閉じる]をクリックします。
[ケーブル&ハーネス ライブラリ]ダイアログ ボックスの内容が、新しいライブラリ データを使用して更新されます。
インポートの詳細、情報メッセージ、インポートに関連するエラーなどが、確認のために指定したログ ファイルに書き込まれます。
Microsoft Windows 7 および Windows 8 オペレーティング システムの場合:
1 つのファイルに、カンマおよびセミコロン区切り記号の両方を含めることもできます。
ライブラリから定義をエクスポートするには、[ケーブル&ハーネス ライブラリ]ダイアログ ボックスの[ライブラリ オブジェクト エクスポート]コマンドを使用します。ワイヤ、ケーブル、リボン ケーブル、バーチャル パーツ、スプライスを含むすべてのライブラリをエクスポートできます。エクスポートしたライブラリ データは、データ入力エラーのチェックなどのクオリティ チェックに使用することができます。
指定したファイルと場所にデータが書き出されます。