標準ジョイントを定義した後、ジョイント内の各自由度の初期条件を設定および編集できます。
[ダイナミック シミュレーション]ブラウザ内で、標準ジョイントを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
[プロパティ]ダイアログ ボックスで、初期条件を設定する自由度の[自由度]タブをクリックします。
既定では、[初期条件を編集]画面が表示されます。
[初期条件を設定]ダイアログ ボックス上で、シミュレーションの間、この自由度をこの位置にとどめることを希望する場合、[ロック]をクリックします。
ロックを解除しなくても構築モードで値を変更することはできますが、計算の間は値が一定となります。
位置をロックしている場合、[境界]グループのフィールドは使用できません。
初期速度が分かる場合は、[速度]ボックスに入力します。
速度が計算されるようにする場合、[算出]をクリックします。
[算出]をクリックすると、[速度]ボックスが無効になってボックス内の値は無視されます。
位置をロックしないで自由度の特定の初期位置に関する結果のみを参照する場合、[境界]をクリックします。
以下の手順に従って境界を設定します。
初期位置の値、剛性、ダンピング、またはこれら 3 つのいずれかの組み合わせの最小値を設定する場合、[最小]をクリックします。
値、剛性、およびダンピングの最小値の場合、次のように実行します。
定数値を設定するには、[値]テキスト入力ボックスに入力します。
既定は[定数値]です。
シミュレーションの間に変化する値を設定する場合、ボックス右の
をクリックしてデータ定義メニューを表示し、[入力グラフ]
を選択します。
ボックスに[入力グラフ]アイコンが表示されます。
[入力グラフ]アイコンをクリックしてダイアログ ボックスを開き、入力グラフを使用して、変化しながら値を定義する曲線を作成します。
初期位置の値、剛性、ダンピング、またはこれら 3 つのいずれかの組み合わせの最大値を設定する場合、[最大]をクリックします。
最大値として手順 7 を繰り返します。