どのような設定で大規模なアセンブリのパフォーマンスを最適化できるのかについて学習します。
次のアプリケーション オプションは、アセンブリのパフォーマンスに影響を与えます。
[パフォーマンス] = オン
[ノート アイコン] = オフ
[スケッチの作成と編集時に自動的にエッジを投影] = オフ
詳細については、「[アプリケーション オプション]の設定」を参照してください。
大規模なアセンブリの図面では、すべてのコンポーネントやパーツの更新をチェックするために、開くのに時間がかかることがあります。[開く]ダイアログ ボックスの[保留]を選択することで、図面を開くときに更新プロセスを保留することができます。
また、開いた図面を保留状態に設定することができます。リボンの [ツール] タブで、[オプション]パネルの [ドキュメントの設定] をクリックします。ダイアログ ボックスの [図面] タブをクリックし、 [更新を保留] ボックスの横のチェック ボックスをオンにします。この設定がオフになるか、または図面を開いたときにオーバーライドされるまで、ビューがモデルの変更により更新されることはありません。
アクティブなドキュメント
図面で作業していて[更新を保留]をオンにする場合、ブラウザの最上位の図面ノードを右クリックして [更新を保留] をクリックします。
図面テンプレートの場合、表示処理中に[オフラインのみ]にするのではなく、陰影付きのビューにビットマップを使用することを指定します。これには、Standard.idw 図面テンプレートを開き、「Large Assembly Standard.idw.」として保存します。[ツール]タブの[オプション]パネルで、[ドキュメントの設定]をクリックします。[図面]タブの[陰影付きのビュー]セクションで、 [ビットマップを使用] を [常に実行] に設定します。変更を保存します。
タイトル ブロックにイメージを挿入するときは、ファイルのサイズを可能な限り最小に保ちます。サイズを最小に保つためには、イメージ エディタを使用してカラー ビット深度を減らすことが有効です。8 ビットの PNG イメージでは 256 色を使用しますが、32 ビット版の PNG イメージでは同じイメージに 16,777,216 色を使用します。可能な場合は、16 色またはモノクロにファイルを減らします。
アドインのロードの動作を管理するには、 [すべてのプログラム] Autodesk
Autodesk Inventor ####
[ツール] に移動して、アドイン マネージャにアクセスします。アドイン マネージャを使用して、起動時にどのアドインをロードするかを指定します。利用できるアドインとそのロード処理がダイアログ ボックスに一覧表示されます。起動時にロードされないアドインは、ロード処理に関する情報が示されずに一覧表示されます。アドインをロード解除すると、その機能は利用できなくなります。
また、Inventor セッション中に一部のアドインをロード解除することができます。 [ツール] タブ [オプション] パネルにアクセスし、 [アドイン] をクリックして、セッション内のアドインの設定を変更します。ロード解除できるアドインはアクセス可能になり、ロード解除できないアドインは有効になりません。
ただし、例外があります。[コピーを名前を付けて保存]の実行中にトランスレータ アドイン(DXF、DWF、DWG など)のフォーマットを選択した場合は、そのアドインは自動的にロードされます。既定では、トランスレータはスタートアップ時にロードされません。Inventor セッション中に Autodesk Inventor Professional アドインをロードまたはロード解除することはできません。選択した項目を有効にするには、アプリケーションを再起動する必要があります。
未使用のアドインをロード解除すると、次のような効果を期待できます。
Autodesk Inventor または Autodesk Inventor Professional が最初にロードする時間を短縮します。
アプリケーションのメモリ スペースを減らして容量を増やし、より大きなアセンブリを処理できるようにします。
アプリケーションの問題を解決したい。Autodesk Inventor で問題が発生した場合は、オートデスク以外のアドインを順序立ててロード解除して、これによって問題が解決するかどうかを調べます。Autodesk Inventor 以外のアドインの中に、現在のリリースでは無効なものが含まれている可能性があり、それをロード解除すると問題が解決することがあります。