既存のカスタム タスク タイプまたは自分で作成したタスク タイプに基づいてタスクを作成してスケジュールします。
カスタム タスク タイプは、タスク スケジューラ インタフェースを使用して作成することができます。また、COM インタフェースを実装するタスクを作成したり、コマンドライン パラメータを使用して設定するオプション付きの実行可能ファイルを作成することができます。たとえば、カスタム タスクは、テキスト ファイルを一括して開くなどの作業に使用できます。COM インタフェースまたは実行可能ファイルを使用するには、VB.net などのプログラム言語の操作方法を知っておく必要があります。
以前に作成したタスクの一覧が必要です。
[カスタム タスク] COM とともにカスタム タスク機能を使用する場合は、最初に IServiceModules から派生する COM コンポーネントを作成します。COM インタフェースである「IServiceModules」を定義する ServiceModuleInterfaceDef.tlb ファイルは、Program Files
Autodesk
Inventor [バージョン番号]
Bin にインストールされます。このインタフェースには以下の 5 つのメソッドが定義されています。
HRESULT StartTask():実際のカスタム作業をスケジュールされた時刻に開始するために実装する必要があります。
HRESULT KillTask(void):予約済み。
HRESULT SetOptions ([in] VARIANT varOptions):UI で指定されたオプションを渡します。
HRESULT GetInventorProcessID([in, out] SAFEARRAY(long)* ppsaInventorProcIDs):監視に使用する Inventor プロセス ID を取得します。
HRESULT SetCommand)(*[in} enumTaskCmd enumTaskCmd):一時中断、停止、および再開タスクのためのコマンドを設定します。
Inventor の[タスク スケジューラ]のメイン メニューで、[タスク作成]
[カスタム タスク]
の順にクリックします。
[カスタム タスク]ダイアログ ボックスで、新しいタスクの名前を入力し、[タスク タイプ]リスト ボックスの近くにある <<...>> ボタンをクリックします。
[カスタム タスク タイプ]ダイアログ ボックスで、[新規作成]をクリックします。
[タスク タイプ]ダイアログ ボックスで、タスク タイプ名と、プログラム ID またはアプリケーションを指定して、[OK]をクリックします。
[カスタム タスク]ダイアログ ボックスで、[タスク タイプ]メニューから新しいタスクを選択します。
パラメータを入力します。例をいくつか示します。
notepad.exe ファイルの場合、開くテキスト ファイルの名前を指定します。
COM オブジェクトを使用して IDW を DWG に変換している場合は、.idw ファイルと .dwg ファイルの名前を、区切り記号として | 記号を使用して、IDW_FULLPATH_NAME|DWG_FULLPATH_NAME| の書式で入力します。
E:¥Datasets¥Version12¥part1111.idw|E:¥Datasets¥Version12¥part1111.dwg
実行可能ファイルを使用して IDW を DWG に変換する場合は、.idw ファイルと .dwg ファイルの名前を、区切り記号としてセミコロンを使用して、IDW_FULLPATH_NAME;DWG_FULLPATH_NAME; の書式で入力します。
E:¥Datasets¥Version12¥part1111.idw;E:¥Datasets¥Version12¥part1111.dwg
[OK]をクリックします。
スケジュールを指定するか、[即時]オプションを選択します。
タイムアウトのしきい値を指定して、[OK]をクリックします。