[現在のマップを AutoCAD に保存]ウィザードを使用し、[編集可能]変換方法を指定すると、AutoCAD Map 3D ツールセットでは、線幅の決定に、線の太さとポリラインの幅の 2 つの方法のどちらかを使用できます。既定では、ウィザードは[線の太さ]を使用します。ウィザードで使用する線幅の方法を変更するには、コマンド プロンプトに MAPTOACADUSELINEWEIGHT を入力し、有効な値のいずれか(L と P として省略される線の太さまたはポリラインの幅)を指定します。現在の設定は、山括弧 <> の間に表示されます。
2 つの方法の違いは次のとおりです。
- 線の太さは AutoCAD (0 ~ 2.11 mm)の範囲のみをサポートしますが、AutoCAD Map 3D ツールセットの線は 0 ~ 0.5 メートルの範囲の幅にすることができます。
- 線の太さは、図面全体で表示および非表示を切り替えることができますが、ポリラインの幅では全体をコントロールすることはできません。
- 線の太さは、[デバイスの間隔]で設定されるため、AutoCAD で拡大・縮小すると同じ厚さで表示されます(AutoCAD Map 3D ツールセットと同様)。ポリラインの幅は[モデル]/[マップの間隔]で設定されるため、ズームするとサイズが変わります。
- 線の太さの終端と結合部は丸く表示されます(AutoCAD Map 3D ツールセットと同様)が、ポリラインの幅の終端と結合部は四角く表示されます。
- 線の太さはすべてのビューに表示されますが、ポリラインの幅はプラン ビューにのみ表示されます。
- 印刷スタイルを使用して、線の太さの印刷幅を調整できますが、ポリラインの幅は常に固定です。ポリラインの幅が印刷される方法を変更するには、図面を目的の線幅に拡大してから印刷してください。