マップ内の点間の測地距離を計測します。
測地距離とは、地球の曲率を考慮に入れた、地表上の実際の距離です。たとえば、メルカトル式世界地図で、このコマンドを使用してグリーンランドの幅が何マイルあるかを計測できます。
このコマンドは、地表に沿った実際の距離ではなく、ピタゴラスの定理に基づいて 2 点間の距離を計測する DIST[距離計算]コマンドとは異なります。マップのゆがみ(座標系が原因となる)によって、地上の実際の距離は、マップの地表上の距離とかなり異なります。
プロンプトが表示されたら、座標を入力するかマウスをクリックして、最初の点と 2 番目の点を指定します。
AutoCAD Map 3D ツールセットはコマンド ラインに次の情報を表示します。
- 距離
- 現在の図面に割り当てられた座標系の単位で表した、1 番目の点と 2 番目の点の間の測地距離。
- [方位角]:
- 1 番目の点と 2 番目の点への線の角度で、1 番目の点から計測して、北から東向きの度で表したもの。
- [デルタ X, デルタ Y]:
- DIST コマンドと同じです。