[デザイン ファイル入力設定]ダイアログ ボックス

Microstation Design からデータを読み込む場合にオプションを設定します。DGN7 または DGN 8 のどちらを読み込むかによって、オプションは異なります。また、ダイアログ内の項目の順序も、バージョンによって変わる場合があります。

[要素をグループ化]

レベル

入力オブジェクトを DGN レベルによってグループ化します。要素を含むレベルのみが読み込まれます。

[レベル名]

入力オブジェクトを DGN レベル名によってグループ化します。要素を含むレベルのみが読み込まれます。 このオプションは、DGN 8 に対してのみ使用できます。

[ジオメトリ]:

入力オブジェクトをエンティティ タイプによってグループ化します。

[リンクの抽出]

MSLinks と FRAMME の各属性連結値を DGN 7 ファイルから抽出します。

[MSLink]

DGN 7 のオブジェクトごとに最大 3 つのリンクを読み込みます。それぞれのリンクに対して 2 つのフィールドが、オブジェクト データ テーブルに追加されます。1 つはキー値を指定する mslinks_n で、もう 1 つはテーブルを指定する entity_num_n です。

[FRAMME]

comp_count、comp_num、dgnfile、feat_num、state_num、ufid の各フィールドをオブジェクト データ テーブルにそれぞれ追加します。

[座標の単位]

[主単位/下位単位]

[マスター]または[サブ]を選択し、DGN 7 ファイルのこれらの単位のうち、AutoCAD Map 3D ツールセット マップの既定の単位と一致するものを指定します。

各 DGN 7 ファイルには、UOR(解像度の単位)が定義されています。また、サブ単位とマスター単位も定義できます。たとえば、AutoCAD Map 3D ツールセット マップの既定の単位がメートルとして定義されており、読み込まれたファイルではメートルがサブ単位として定義されている場合は、[サブ]を選択します。 [下位単位]または[主単位]を選択した場合は、DGN ファイル ヘッダの変換係数に応じて、DGN 7 ファイルの UOR が下位または単位に変換されます。

ファイルの読み込み時に、マスター単位とサブ単位のどちらを選択しても、それが AutoCAD Map 3D ツールセット マップの図面単位になります。

[単位比率]

単位と下位単位の比率を表示します。たとえば、比率が 1:12 の場合(フィート/インチ)、[下位単位]を選択すると、読み込まれたオブジェクトの座標は 12 倍に拡大されます。

[要素の複写]

マルチ テキスト分解

マルチテキスト オブジェクトを構成要素に分解します。

[タグからテキストを作成]

タグの内容を文字に変換します。

[複合チェーンを分解]

複合チェーンの各コンポーネントを独自フィーチャとして返します(複合チェーン全体としてフィーチャは返しません)。このようにしない場合は、複雑なチェーンのすべての要素が、結合されて単一のリニア フィーチャとなり、複雑なチェーン内の円弧はラインストリングに変換され、構成要素自体の連結は失われます。

[セル拡張]

[セルからブロックを作成]

セルのグループ構造を維持したまま、セルをブロックに拡張します。これが、既定です。

[セルを分解]

DGN セルの内容を構成要素に展開します。展開の深さは 1 レベルです。すべてのサブレベルは展開しません。

[点として作成]:

セルのグループ構造を保ったまま、DGN セルの内容をブロックではなく点に展開します。

参照ファイル

[無視]

ソース データ セットにアタッチされているすべての外部参照ファイル(xref)を無視します。

[DWG を作成]

ソース データ セットにアタッチされているすべての外部参照ファイル(xref)を読み込みます。参照ファイルにネストされた参照がある場合、ネストされた参照も読み込まれますが、循環参照は読み込まれません。

このオプションを選択した場合、参照ファイルのフォルダの位置を指定します。フォルダが既に存在する場合、置換(内容を上書き)またはキャンセルして、異なる位置を指定できます。既定のフォルダ位置は、選択した DGN ファイルの位置と同じです。