FDO ラスターでの垂直座標系のサポート

AutoCAD Map 3D 2026 の FDO ラスターでは、現在、垂直座標系がテクニカル プレビューとしてサポートされています。テクニカル プレビューとは

ラスター ファイルが垂直座標系を持ち、システム変数 MAPVERTICALCSENABLED が 1 に設定されている場合、AutoCAD Map 3D 2026 では、[データ接続]ダイアログ ボックスのフィーチャ クラス リストに水平座標系(HCS)と垂直座標系(VCS)の両方が表示されます。

必要に応じて、座標系をオーバーライドすることもできます。データがマップに追加されると、ステータス バーの図面の座標系に HCS と VCS の両方が反映されます。図面で GEOCSASSIGN コマンドを使用して HCS または VCS を変更すると、座標系の変換が開始されます。

次の表に、サポートされている垂直座標系のリストを示します。
VCS 名 EPSG モデル 方向
EGM2008_height 3855 重力関連 上(プラス)
ETRF89_height 準拠楕円体 上(プラス)
ETRF89.OSTN15_height 準拠楕円体 上(プラス)
EVRF2000_height 5730 重力関連 上(プラス)
EVRF2007_height 5621 重力関連 上(プラス)
EVRF2019mean_height 9390 重力関連 上(プラス)
Kiunga_height 7652 重力関連 上(プラス)
KSA-VRF14_height 9335 重力関連 上(プラス)
LN02_height 5728 重力関連 上(プラス)
LHN95_height 5729 重力関連 上(プラス)
NAD_1983_2011 準拠楕円体 上(プラス)
NAVD88_height 5703 重力関連 上(プラス)
ODN_height 5701 重力関連 上(プラス)
POM08_height 7841 重力関連 上(プラス)
WGS_1984 準拠楕円体 上(プラス)