このページでは、MAXScript に対して公開される CAT レイヤ コントローラおよびインタフェースの概要を示します。
CATParent ヘルパー オブジェクトは、キャラクタのすべてのレイヤを管理する .layers プロパティに LayerRoot と呼ばれるコントローラを保持します。
LayerRoot は、レイヤ名、グローバル ウェイト、タイムワープ カーブなど、各レイヤに関連する情報を含む LayerInfo コントローラの配列を保持します。
LayerRootFPInterface
LayerRootFPInterface は、MAXScript に対してすべてのレイヤ操作を公開します。各レイヤ コントローラ、CATParent、LayerRoot コントローラで利用可能です。
LayerRootFPInterface は数多くのコントローラによって公開されます。また、LayerRootFPInterface に対する関数呼び出しは、LayerRoot controller に直接渡されます。
すなわち、LayerRootFPInterface は、単にユーザの利便性の向上の目的で、キャラクタ階層の複数のコントローラで公開されます。
前述のとおり、LayerRoot コントローラ は、 LayerInfo コントローラ を保持します。
各 LayerInfo コントローラは、レイヤ スタックのレイヤのプロパティを保持します。
サブアニメーション
.weights: floatLayerInfo コントローラでサブアニメーションによって検出されたウェイトは、このレイヤのグローバル ウェイト コントローラです。
.timewarp: floatレイヤ タイム ワープ コントローラへのアクセスを提供します。
.transform: transform変換ノードの変換コントローラを含みます。
LayerInfo コントローラは、LayerInfoFPInterface 関数公開インタフェースを公開します。
.SelectedLayer: integer : Read|Write現在選択されているレイヤを返します。
.SoloLayer: integer : Read|Writesolo レイヤのインデックスを返します。solo レイヤがない場合は、-1 を返します。