レンダリング効果には、次のような共通プロパティ、演算子、メソッドがあります。
プロパティ
<renderEffect>.name String default: varies[レンダリング] (Rendering)/[効果] (Effects)ダイアログ ボックスのリストに表示される名前です。生成パラメータ name: を指定しない場合、既定のクラス名が使用されます。
メソッド
addEffect <renderEffect>レンダリング効果を[レンダリング] (Rendering)/[効果] (Effects)ダイアログ ボックスのリストに追加します。
setActive <renderEffect> <boolean>レンダリング効果をアクティブまたは非アクティブに設定します。<boolean> が true の場合、レンダリング効果をアクティブにします。false の場合、非アクティブにします。
関連するメソッドとグローバル変数
次のグローバル変数および関数を使用して、[レンダリング] (Rendering)/[効果] (Effects)ダイアログ ボックスのリストを維持します。
IsActive <renderEffect>レンダリング効果がアクティブに設定されている場合は true を返し、それ以外の場合は false を返します。
numEffects[レンダリング] (Rendering)/[効果] (Effects)ダイアログ ボックスのリストで定義された現在のレンダリング効果の番号を定義する整数値を含むグローバル変数です。この変数は読み込み専用です。
getEffect <index_integer>[レンダリング] (Rendering)/[効果] (Effects)ダイアログ ボックスのリストから、インデックスで指定された位置のレンダリング効果を取得します。インデックスの基数は 1 です。
editEffect <renderEffect> [ gizmo: <node> ][レンダリング] (Rendering)/[効果] (Effects)ダイアログ ボックスを開き、指定したレンダリング効果が[レンダリング効果](Render Effects)リストに追加されている場合は、そのロールアウトを開きます。
オプションの gizmo: 引数が指定された場合、指定したノードがレンダリング効果のギズモとなり、レンダリング効果のギズモ リスト内でそのギズモが選択されます。
3ds Max 6 以降では、引数なしで editEffect() を呼び出すと、[環境と効果](Environemnt and Effects)ダイアログ ボックスの[効果] (Effects)パネルが開きます。
setEffect <index_integer> <renderEffect>[レンダリング] (Rendering)/[効果] (Effects)ダイアログ ボックスのリスト内でインデックスで指定された位置にあるレンダリング効果を指定のレンダリング効果に設定します。
[レンダリング] (Render)/[効果] (Effects)ダイアログ ボックスを表示中にこのメソッドを呼び出すと、[レンダリング効果](Render Effects)リストは更新されません。
deleteEffect <index_integer>インデックスで指定されたレンダリング効果を[レンダリング] (Rendering)/[効果] (Effects)ダイアログ ボックスのリストから削除します。
インデックスの基数は 1 です。
多くの MAXWrapper オブジェクトとは異なり、RenderEffect をコピーすることはできません。