MAXScript を使用して[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの設定を変更するには、実際の[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスを閉じた状態で行う必要があります。
ダイアログ ボックスを開いておくと、MAXScript による修正が非スティッキーになります。
renderer
3ds Max 6 以前のバージョンでは、このグローバル変数は、ドラフトとプロダクションのレンダラーを切り替えたり、どちらがアクティブかをテストするために使用されていました。
ドラフト レンダラーは 3ds Max 6 で廃止され、この変数は、従来のスクリプトとの互換性のために #production だけを返すようになりました。

MAXScript を使用して[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの設定を変更するには、実際の[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスを閉じた状態で行う必要があります。
ダイアログ ボックスを開いておくと、MAXScript による修正が非スティッキーになります。
3ds Max システム グローバル変数:
rendTimeType -- integer レンダリングする時間範囲のタイプを取得/設定します。
有効な値は次のとおりです。
1 - 単一フレーム。
2 - アクティブ タイム セグメント(animationRange)。
3 - ユーザが指定した範囲。
4 - ユーザが指定したフレーム選択文字列(「1、3、5 ~ 12」など)。この後の以下の rendPickupFrames を参照してください。
rendNThFrame -- integer[N番目のフレームごと](Every Nth Frame)の値を取得/設定します。最小値は 1 です。既定値は 1 です。
rendStart -- time [開始時間](Start Time)の値を取得/設定します。rendTimeType が 3 に設定されている場合に使用されます。
rendEnd -- time [終了時間](End Time)の値を取得/設定します。rendTimeType が 3 に設定されている場合に使用されます。
rendFileNumberBase -- integer [ファイル番号の基数](File Number Base)の値を取得/設定します。
rendPickupFrames -- string ユーザ フレームまたはレンダリングするシーケンスを含む[フレーム間隔] (Frames)の文字列を取得/設定します。

以下のメソッドによって、このレンダリングのタイプを取得/設定します。
getRenderType() レンダリングのタイプを取得します。
setRenderType <name> レンダリングのタイプを設定します。
有効な name 値は次のとおりです
#view | #selected | #region | #crop | #blowUp | #boxselected | #regionselected | #cropselected | #normal | #selection | #regionCrop
#view と #normal は同等です。
#selected と #selection は同等です。
#crop と #regionCrop は同等です。

MAXScript を使用して[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの設定を変更するには、実際の[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスを閉じた状態で行う必要があります。
ダイアログ ボックスを開いておくと、MAXScript による修正が非スティッキーになります。
3ds Max システム グローバル変数:
renderWidth -- integer アクティブ レンダラーの出力の幅を定義する整数値を取得/設定します。
renderHeight -- integerアクティブ レンダラーの出力の高さを定義する整数値を取得/設定します。
renderPixelAspect -- float アクティブ レンダラーの出力のピクセル比を定義する浮動小数値を取得/設定します。
イメージ アスペクトは上記の値によって暗黙的に定義されていますが、rendImageAspectRation (下記)を使用してイメージ アスペクト比を設定することができます。
rendLockPixelAspectRatio -- boolean[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの[ピクセル アスペクト](Pixel Aspect)設定のロック状態を取得または設定します。
rendImageAspectRatio <float> 現在のレンダラーに対するイメージ アスペクト比を取得または設定します。この値を設定すると、renderHeight 値が調整されます。
rendLockImageAspectRatio <boolean> [レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの[イメージ アスペクト](Image Aspect)設定のロック状態を取得または設定します。
メソッド:
getRendApertureWidth() 現在のレンダラーに対する口径幅をミリメートルで取得します。
getRendImageAspect() 現在のレンダラーに対するイメージ アスペクト比を取得します。
setRendApertureWidth <float> 現在のレンダラーに対する口径幅をミリメートルで設定します。

MAXScript を使用して[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの設定を変更するには、実際の[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスを閉じた状態で行う必要があります。
ダイアログ ボックスを開いておくと、MAXScript による修正が非スティッキーになります。
3ds Max システム グローバル変数:
rendAtmosphere -- boolean レンダラーの[環境効果](atmospheric effects)フラグを取得/設定します。TRUE はオン、FALSE はオフです。
renderEffects -- boolean シーンのレンダリング後にレンダリング効果を実行するかどうかを取得/設定します。
ブール値: レンダリング効果を実行する場合は true、実行しない場合は false です。
renderDisplacements -- boolean レンダリング中にディスプレイスメント マッピングを実行するかどうかを取得/設定します。
ブール値です。ディスプレイスメント マッピングを実行する場合は true、実行しない場合は false です。
rendColorCheck -- boolean [ビデオ カラーをチェック](Video Color Check)オプションを取得/設定します。
rendFieldRender -- boolean [フィールド レンダリング](Render To Fields)オプションを取得/設定します。
rendHidden -- boolean レンダラーの[非表示のジオメトリをレンダリング](render hidden objects)フラグを取得/設定します。TRUE はオン、FALSE はオフです。
rendSimplifyAreaLights -- boolean true に設定した場合、エリア ライトが検査され、適切な場合にはポイント ライト ソースに変換されます。
rendForce2Side -- boolean レンダラーの[両面レンダリング](force two-sided)フラグを取得/設定します。TRUE はオン、FALSE はオフです。
rendSuperBlack -- boolean レンダラーの[スーパー ブラック](super black)フラグを取得/設定します。TRUE はオン、FALSE はオフです。
「rendSuperBlackThresh」を参照してください。

これら 2 つのオプションはインタフェース: RadiosityPreferences のプロパティによって公開されます。
プロパティ:
RadiosityPreferences.useRadiosity
RadiosityPreferences.computeRadiosity

ビットマップ プロキシ マネージャへのアクセスについては「Interface: BitmapProxyMgr」を参照してください。

MAXScript を使用して[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの設定を変更するには、実際の[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスを閉じた状態で行う必要があります。
ダイアログ ボックスを開いておくと、MAXScript による修正が非スティッキーになります。
3ds Max システム グローバル変数:
rendSaveFile -- boolean [ファイルを保存](Save File)オプションの状態を取得/設定します。
rendOutputFilename-- string アクティブ レンダラーの出力ファイル名を定義する文字列値を取得/設定します。
[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの対応する値のセットが含まれます。
このグローバル変数が "" に設定されている場合、[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの[ファイルを保存](Save File)チェック ボックスはオフになります。
rendUseDevice -- boolean レンダラーの[デバイスを使用](use device)フラグの状態を取得/設定します。TRUE はオン、FALSE はオフです。
rendShowVFB -- boolean レンダラーの仮想フレーム バッファ表示フラグの状態を取得/設定します。TRUE はオン、FALSE はオフです。
skipRenderedFrames -- boolean レンダリング時に、レンダリングされたフレームをスキップするかどうかを取得/設定します。
ブール値です。レンダリングされたフレームをスキップする場合は true、スキップしない場合は false です。
rendUseImgSeq -- boolean [ファイルを保存](Save File)がオンになっていて、出力ファイルが指定されているかどうかを取得します。
rendImgSeqType: Integer [出力パスにイメージ ファイル リストを置いてください](Put Image File List(s) in Output Path(s))がオンになっていて、ファイル タイプが選択されていて、[新規作成](Create Now)がクリックされているかどうかを取得します。返される整数は、次のいずれかです。

3ds Max システム グローバル変数:
usePreRendScript (system BooleanClass) プリレンダリング > [有効] (Enable)チェックボックスの状態を取得/設定します。
preRendScript (system String): "" プリレンダリング スクリプトのファイル名を取得/設定します。
usePostRendScript (system BooleanClass) ポストレンダリング > [有効] (Enable)チェックボックスの状態を取得/設定します。
postRendScript (system String): "" ポストレンダリング スクリプトのファイル名を取得/設定します。

rendViewIndex -- integer [ロック] (Lock)ボタンが押されている場合に(rendUseActiveView が false)、レンダリングされるビューポートのインデックス。
このインデックス番号は、viewport.activeViewport などの「ビューポート」関数が使用するインデックス番号に対応します。
3ds Max 2009 以降で使用可能です。
rendUseActiveView -- boolean [ロック] (Lock)ボタンの状態を取得/設定します。
false に設定すると、[ロック] (Lock)ボタンが押された状態になり、どのビューポートがアクティブであるかにかかわらず、rendViewIndex で指定されたビューポートがレンダリングされます。
true に設定すると、[ロック] (Lock)ボタンは押されていない状態になり、ドロップダウン リストの選択内容にかかわらず、アクティブ ビューポートがレンダリングされます。
3ds Max 2009 以降で使用可能です。
renderPresetMRUList -- array of string arrays このプロパティには、[レンダリング] (Render)ダイアログの[プリセット] (Preset)ドロップダウン リストに一致するレンダリング プリセットのリストが含まれます。
これは項目の配列であり、各項目は 2 つのサブ項目を持つ配列となっています。1 番目のサブ項目は、レンダリング プリセットの表示名です。2 番目の項目は、対応するレンダリング プリセット ファイルのファイル名です。
3ds Max 2009 以降で使用可能です。
ターゲット ドロップダウン - この UI 要素は MAXScript 関数自体として公開されませんが、MacroScripts\Macro_RenderButtonActionItems.mcr スクリプトでターゲットを定義する関数を呼び出します。
Renderers グローバル構造体の .renderDialogMode、.renderButtonText、および .target の各パラメータも参照してください。これらはターゲットの定義によって設定されます。