ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. Python 例.

概要

tolerance([angular=angle], [linear=linear])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

tolerance は、取り消し可能、照会可能、および編集不可能です。

このコマンドは、サーフェス フィレットなど、許容値が必要なモデリング操作で使用される許容値を設定します。リニア(Linear)許容値は「位置」の許容値で、角度(Angular)許容値は「接線」の許容値です。

戻り値

なし

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

フラグ

angular, linear
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
angular(a) angle createquery
角度、つまり「接線」の許容値を設定します。
linear(l) linear createquery
リニア、つまり「位置」の許容値を設定します。
フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

cmds.tolerance( linear=0.02 )# sets the tolerance to 0.02, in the current unit
cmds.tolerance( linear='0.02cm' )# sets the tolerance to 0.02 cm
cmds.tolerance( angular='0.02rad' )# sets the angle tolerance to 0.02 radians
cmds.tolerance( q=True, linear=True )# returns the current tolerance in the current unit
cmds.tolerance( q=True, angular=True )# returns the current tolerance in the current unit