LookdevX for Maya の新機能

LookdevX 1.9.0 for Maya からノード プレビューにアクセスしたり、MaterialX ドキュメントをシーンにロードしたりできるようになりました。

ノード プレビュー

LookdevX グラフのノードにスウォッチが追加され、シーン全体をレンダリングしなくても、任意のノードまたはノードの組み合わせの結果を即座に確認できるようになりました。ノードのプロパティを微調整すると、ノード プレビューがリアルタイムで更新されるため、シェーダの再コンパイルや再レンダリングを行わなくても、ビジュアル フィードバックをライブで得ることができます。マテリアル グラフ エディタにノード プレビューが導入されたことで、シェーダやマテリアルを開発する場合の使いやすさ、速度、精度が向上しました。抽象的なデータから視覚的な手がかりを得られるようになったため、クリエイティブな意思決定を迅速に、かつ確実に行うことができます。

MaterialX ドキュメントのロード

MaterialX ドキュメントを Maya シーンにロードできるようになりました。ロードされたドキュメントには、ディスク上の元の MaterialX ファイルへのリンクが保持されるため、LookdevX で行った編集を Maya の外部にあるファイルに保存できます。MaterialX ドキュメントの保存時の動作をコントロールする新しいプリファレンスが追加されました。ロードされたドキュメントに未保存の変更がある場合、このドキュメントのアウトライナ(Outliner)に、ユーザに警告する新しいアイコンが表示されます。

LookdevX API の改善

API が拡張され、コンパウンドを作成する機能、および項目の名前変更や削除を行う機能が追加されました。

カラー管理の向上

Maya の既定の設定ファイルが更新され、MaterialX カラー スペースが含まれるようになりました。

  

新機能、改善点、バグ修正の完全なリストについては、「LookdevX for Maya 1.9.0 リリース ノート」を参照してください。

  

LookdevX for Maya の詳細については、Maya Learning Channel のチュートリアルをご覧ください。

ワークフローに慣れるには、「LookdevX を使用する」を参照してください。

LookdevX の開発に参加するには、オートデスクの公式ベータ コミュニティにアクセスしてください。

詳細については、LookdevX for Maya オンライン ヘルプを参照してください。