補助エフェクタ

補助エフェクタは、コントロール リグの既存の IK エフェクタに関連した補足的なエフェクタです。コントロール リグの各 IK エフェクタは、複数の補助エフェクタを持つことができます。

既定では、補助エフェクタは Viewer ウィンドウにワイヤーフレームのキューブとして表示されます。補助エフェクタの外観、色、およびサイズは Properties ウィンドウで変更できます。

手首エフェクタの補助エフェクタが表示されています。

補助エフェクタを対応する IK エフェクタまで移動させ、IK Blend オプションを使用して IK エフェクタと補助エフェクタの間のリーチ量を調整することができます。詳細については、「Blend コントロールと Pull コントロール」も参照してください。

補助リーチの調整 A.右手首エフェクタの補助エフェクタが選択されている B.手が IK エフェクタと補助エフェクタの間に届いている C.補助エフェクタが、右手首から離れた場所に移動されている

補助エフェクタは多くの状況で役立ち、IK 制御の追加レベルを提供します。たとえば、補助エフェクタを使用して、キャラクタの腕が常に武器などのプロップ(小道具)に届くようにすることができます。

補助エフェクタを使用すると、キャラクタの足がフロア(床面)を滑らないように安定させることもできます。これを行うには、足の主要な IK エフェクタに対する補助エフェクタを作成した後、足が滑るフロアに補助エフェクタを配置することができます。Blend の値として最大リーチ量（100%）を設定します。

テイクを再生すると、足が滑り始めるフレームで足エフェクタが補助エフェクタに向かって伸び、IK Blend T スライダと IK Blend R スライダがアニメーションの再生と共に動きます。Action タイムラインにキーフレームを表示するには、Character Controls で補助エフェクタを選択します。